2022/04/26 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアライダさんが現れました。
アライダ > それは完全な失態に他ならなかった。
少しだけ気の緩みはあった。目指していた宝物を見つけ、さていくらで売り飛ばそうかと呑気なことを考えた。

帰るまでが遠足、とはよく言ったものだ。少し休むつもりで腰掛けた玉座が、罠だった。ぷつりと小さな痛みを覚えた次の瞬間には、首筋に弛緩剤を打たれてしまっていた。

今、アライダの身体は玉座の上ではしたなく弄ばれている。
力を無くした脚は恥ずかしいほどに広げられたまま、玉座から伸びる触手に押さえ付けられている。
甲冑の奥にまで潜り込んだ触手は優しく胸をくにゅくにゅと弄び、胸の先から甘く痺れるような快楽を植え付けている。
一方、太腿の間は伸ばされた触手は、下着の上からすりすりと何度も陰核を撫で回していた。

イけそうで、イけない。
自分の手足も言葉もままならないまま、優しくなぶり続ける触手の腕の中で、とろとろと愛液が溢れて止まらない。

一体この触手の目的はなんなのだろう。自身でアライダを犯すことはせず、ただ甘く溶ける快楽だけを注ぎ続ける触手。

「ぁ……っ、ぁ♡」

初めて、小さく喘ぎがこぼれた。