2022/01/09 のログ
ご案内:「無名遺跡」にコルボさんが現れました。
コルボ > 「そういやこいつ、罠ってより魔法生物、なんだよな……」

 遺跡の一室にしつらえられた両開き式の扉。
 そのドアノッカー式の取っ手をクォレルで引き上げながら観察する。

 裏返された取っ手の裏側と、そこに隠された部位に刻印された文字。

 要約すれば
『この扉の鍵穴は女。
 取っ手を掴んだ女は扉に取り込まれ、絶頂出来ないまま膣孔以外を犯され続ける。
 扉を開けるには、女を開放するには女を犯し、中出しして魔力を扉に注ぎ込むこと』
 という内容だった。

「誰か引っ掛からないか待ってみるか」

 以前も同じようなものに出くわしたことがあり、
 犠牲者は扉に擬態したトラップから放たれる触手に絡め取られ
 全身に媚薬粘液を塗り込まれ、手足も触手の海に呑み込まれる。

 扉の悪趣味な造型の一部として、身に着けているものを引き剥がされて
 胸も股も曝け出したまま痴態を晒す羽目になる犠牲者を物陰で待ち構える。

ご案内:「無名遺跡」からコルボさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にヴェルサイユさんが現れました。
ヴェルサイユ > 「────風よ!」

掲げた杖の先から生み出された風の刃は、虚空に見えざる軌跡を描き、
飛びかかってきた魔物を真一文字に斬り裂いた。
屍と化したモンスターが地に落ちるも、一息つく暇もなく、別の魔物の気配が闇の向こうから迫る。

「まったく、休む暇もありませんわね…!」

女は身を翻し、クレバーな魔法使いにあるまじき姿ですわ、と忌々しげに呟き、その場から駆けだす。
高価な魔道書を購入するための冒険に訪れたのだが、どうやら危険な区域に迷い込んでしまったらしい。
これだけ魔のものの気配が濃いと、魔のもの以外の気配があれば確実に気付くが、
そういった気配は感じ取れない。
どうやら、この区域にいるのは、自分にとって有害な存在だけらしい。
後方からしつこく追いかけてきていたモンスターをどうにか撒くと、
身の丈以上の高さまで積み上がった瓦礫をよじ登り、乗り越え、
その向こうに降り立つと、瓦礫に背中を預けて呼吸を整える……。