2021/10/24 のログ
ご案内:「無名遺跡」に肉檻さんが現れました。
肉檻 > 名も無き遺跡の地下深く、迷宮の如く入り組んだ回廊の途中。
其処に、探索中の冒険者のものと思しき荷物が無造作に散乱していた。
大型のリュックサックに鞘に納められた侭の短剣、明かりが灯された侭のランプ。

危険な魔物や盗賊の闊歩する遺跡の奥深くでは、それ自体は決して珍しい光景では無い。
しかし不自然であったのは、そうした類の襲撃に遭ったのであれば周囲に残されていたであろう、
何者かと争った形跡や、若しくは荷物が漁られた形跡が一切残されていなかった事で。
その奇妙な光景の最中、散乱した荷物に混じって成人男性の拳大程の透き通った真球の水晶玉がひとつ、傍らに転がった明かりを受けて不思議な煌めきを放っていた。

ご案内:「無名遺跡」から肉檻さんが去りました。