2020/12/20 のログ
ご案内:「無名遺跡」にミネルヴァさんが現れました。
ミネルヴァ > なにも専業冒険者という訳ではないが──
こうして、冒険者が足繁く通っていそうなダンジョンに足を運ぶ事もある。
生きていくのに金銭は必要不可欠で、また、冒険者のギルドは所属していなくとも、
仕事を請ける事は可能だ。ありがたい事に。
石の床、石の壁、石の天井……
殺風景な通路を、カンテラを片手に進んでいく。
ギルドに所属していないと同行者を見付けるのには少々不便で、今日も一人ではあるが。
とは言え、危険なエリアを目指す類の依頼ではないから、一人でも然程問題はない。

ご案内:「無名遺跡」からミネルヴァさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にミネルヴァさんが現れました。
ミネルヴァ > ──身を清める泉を発見したのは、偶然ではない。
この辺りは冒険者の未踏エリアというわけでもなく、地図が売り買いされているからだった。
泉に裸身を浸し、体の隅々まで清めると、いつもの服に袖を通す。
キャンプの痕跡を片付けると、再びダンジョンの通路を歩き始める。
こういった特殊な環境にしか生息しない植物というものも存在し、今回請け負った依頼は、
それらの内数種類を採取してくるというものだった。
本格的なダンジョンアタックであれば、こうして単独で練り歩いたりはしない。
そうして、様々な地形を時に慎重に、特に大胆に踏破し、探索を続け……

ご案内:「無名遺跡」からミネルヴァさんが去りました。