2020/10/24 のログ
ご案内:「無名遺跡」にノールさんが現れました。
■ノール > 典型的な”遺跡”の一室
一抱えもあるような方形の石タイルが敷き詰められた空間が広がる
柱が無いのが不安になる広さに切り出したような壁
何処からともなく光が溢れて暗くも明るくもない塩梅
無人の間は何も無く、ただ、静謐な空間があるだけだ
静かに、その一室の最奥に丁寧な作りのチェストが現れた
同時に夕暮れの黄昏時のような明るさが一気に暮れゆくように暗くなる
そして、その中央に気配が出現した
「……………。」
犬のような頭。歪な猫背に地に着きそうなほどの長い腕、獣の如く湾曲した脚
暗闇にシャリシャリ、と金属が擦れる音が微かに響く
巨大な拳に握られた長剣の切っ先が石床をなぞって揺れている
ゆっくりと、暗闇に紅い獣眼が開くと同時にずわりと凶気が放出された
この部屋に侵入したモノを撃退する為に