2020/08/13 のログ
ご案内:「無名遺跡」にキールさんが現れました。
キール > 無名遺跡を一人進む男。
ハルバードを構えながら周囲に気を巡らしながらゆっくりと進んでいる。
周囲を照らすのは腰にぶら下げたランタンの明かり。
遺跡の中に延びる男の影。
外とは異なりどことなく湿りひんやりとした空気を肌で感じながら足音を殺し風の流れに耳を傾けながら進み続ける。

キール > これまでに幾度か昂った神経。
遺跡の探査ももう少しでひと段落するという所で、もぐった仲間は転移罠を踏み、その結果今は男一人。
さて、どうするかの周囲を見渡し、一休みできる部屋を見つけ、その中へと足を踏み入れ部屋の奥へと進み腰を下ろす。
「さて、戻るにしても、少し休むか。」

キール > 腰を下ろすと冷たく硬い石の床。
背嚢を漁り中から小さな鍋と魔力で火が付く携帯コンロを床に置き、安定を確かめてから薬缶を置いて中に水を注ぎ、魔力を込め火をともす。

キール > 火に暖められた水は湯へと変わりぐつぐつぐらぐらと音をたて薬缶の口から湯気が立ち始める。
そんな様をぼんやりと眺めながら、コップに茶葉を淹れ、湯を注いでいく。
透明だった湯は茶葉から色が染み出し染め上げていく。
その様をぼんやりと眺めながら手の中でゆらゆらと回していく。