2019/12/23 のログ
ご案内:「無名遺跡」にさんが現れました。
> 古代遺跡群、無名遺跡と呼ばれるその場所は、一つの遺跡でできているわけではなく、様々な遺跡が有る様だ。
そして、そのそれぞれに大量のお宝が有り、そして、危険な魔獣や魔導機械が闊歩しているのである。
そんな、危険な遺跡にも、一攫千金を求めて冒険者はやってくるのである。
女も、その冒険者の中のうち一人、と言っても過言ではなく、闇に支配されている遺跡の中を、一人歩くのであった。
腰には、前方固定光源式魔導カンテラが付いていて、それなりの光量を前方に向けているものの、それですべての闇が払えるわけもない。
そして、リュックサックには全方位に光る、通常式の魔導カンテラを使用しているので、女の周囲も、それなりに明るく見える。
何故、二種類のカンテラを同時に使っているかと言うのは、女の職業を聴けば、大半が納得してもらえるだろう。
シーフ、なのである。遺跡の罠などを警戒しているがゆえに、二種類のカンテラを使い、明かりを確保し、歩くのである。
チームを組んでいて魔導師などが居れば、明かりの魔法を使ってもらえるだろうが、女は一人きりであるから。
魔物に襲われるリスクよりも、罠に掛かるリスクを警戒して、カンテラを二つ使い、明かりを確保して進んでいるのである。

そしてここは、遺跡の二階層、既に一つの階層を一人で突破し、地図を作りながら進んでいるのであった。