2019/10/18 のログ
ご案内:「無名遺跡」にルルーサさんが現れました。
■ルルーサ > 「ふん、こんなものか。」
ぶん、っと小さな手槍を振って血を飛ばせば、黒髪ポニーテールの槍使いは鼻を鳴らす。
彼女は性格に難がある。プライドは高く、男性不信気味。
それでも一人で戦う能力を持っているからか、迷宮で一人取り残されても気にすることなく、一人で歩き。
「この階層なら、基本どんな敵でも大丈夫っぽいわね。」
ついでに油断までしっかりとして、慢心をしていく冒険者の鑑。
彼女の師匠はそんな彼女を評して「才能はあるが早死にする」とした。
「………出口は何処かしらね。」
んー、っと首を傾げながら、暗い廊下を歩く女。
ご案内:「無名遺跡」にブランシュさんが現れました。
■ブランシュ > そんな迷宮で偶然を装ってルルーサに出会ったのは白い騎士服の男性であった。
「こんにちは、君がルルーサだね」
ブランシュがこんな迷宮にいるのは偶然ではない。
冒険者でもあるブランシュは隙がありそうな女は常に漁っており、その目にルルーサが止まったというだけである。
「さて、残念だがキミには少し痛い目に遭ってもらおう。それが依頼なものでね」
依頼と言っているがそんなものはない。単純に、冒険者ギルドの互助活動として、慢心している後輩を押しとめるというのがある、というのを建前に襲うという卑劣なことしか考えていない。
先ほどの発言はその建前でしかない。
■ルルーサ > ………相手の言葉に少しだけ目を細めて、槍を構える。
長槍と手槍、そして魔術。
様々な道具を駆使して戦う戦闘力だけは一級品だ。
「……ふん、別にいいけど。
依頼ねぇ、…………………」
ふぅん、と考える素振りを見せながら、ぐ、っと身体を沈み込ませれば、地面を這うように槍が滑り、足を狙い打たんとする。
リーチは長く、そして引き手もまた強い。
俊敏に槍を前後させながら、まずは距離を取っての打ち合いを挑んでいく女。
この迷宮の地図はわりと頭に入っている。 散々迷ったからだけど。
いざとなったら走って逃げて、鍵のかかる扉から別の階層に逃げてもよかろう。
■ブランシュ > 「なかなかやるね!!」
ロングソードを抜き放ち、二本の槍を捌きながら、時に魔術を相殺したり打ち込んだり、をする。
通常の型とは違う我流の剣であり、その振りは無茶苦茶でありながら、速度だけは圧倒的に速く、また力も強い。
全く押されることなく打ち合うが、間合いの関係上踏み込むのはなかなか難しそうだ。
剣には自信があったため、これで片をつけるつもりだったが、少々難しそうだ。
ならば、この部屋にルルーサが来るまで待った理由、すなわち部屋に仕掛けた罠を使う必要があるだろう。
専門家が作ったわけではないわなであり、隠ぺいはあまり良いわけではない。果たしてルルーサがその罠に気付くかどうか。
■ルルーサ > こちらは洗練されきったわけではないが、しっかりと基本の型が完成している槍術。
強烈な一撃を槍にもらえば、じん、と腕がしびれる。
「ちぃ、………っ」
舌打ちをする。 こんなバカ力と長くやり合っても実入りは無さそうだ。
相手は深く踏み込んでくるわけでもなく、こちらの攻撃を受けて、流して、打ち消して。
彼女が考えるのは罠ではない。
罠というよりも、むしろ増援や新手。
後ろから一撃を貰うことの方を気にして、じりじりと下がっていく。
「こいつで……っ!!」
片手をふ、っと前に出せば、一気に片手から光を放って、視界を奪わんとする。
■ブランシュ > 「ちっ!!」
警戒していたが、光を出されれば目をつぶされないようにかばう。
それにより視界は一瞬潰されるだろう。
しかしそれはルルーサも一緒である。
その瞬間準備していた罠を魔法を使い発動させる。
逃げるとしたらここを通るだろう、という予想通りの場所に来たルルーサの手足を、拘束するロープが飛んでくる。
光で視界が使えない中、果たしてルルーサはその罠をかわせるのか。
■ルルーサ > 自分で光を出すのであれば、目はしっかりと閉じる。
当然、視力は低下するも、失うほどでもなく。 光を止めてから離脱しようとする女。
ジャンプしながらバックステップで部屋から出ようとして…。
ロープに足をひっかけて、廊下に転んでしまう。
「……っつ、なんだ、これっ!!」
絡みついてくるロープを、怒り任せに燃やしながら立ち上がる。
タイムロスは僅かではあれど、槍を持って改めて構えなおして。
■ブランシュ > 当然これだけで倒せる相手だとは思っていない。
転びながらも罠を燃やし、立ち上がり構えるまでのその間に、ブランシュは一気に近寄る。
その間合いは、槍よりも剣よりも近い、唇が触れ合いそうになるぐらいの近くであった。
そうしてそのままブランジュは、ルルーサのその豊満な胸を片手で鷲掴みにし、もう片手で尻を持ちながら1…… ルルーサを投げ飛ばした、
■ルルーサ > 「んぐ、っ!?」
まずい、この距離では槍が。魔法を。
頭の中で言葉がぽろぽろと溢れて、こぼれて。
でも、それに身体が付いていかないまま、ぎゅう、っと乳房を掴まれて苦悶の声が漏れる。
「………な、ぁぁああっ!!」
投げ飛ばされてしまえば、壁に肩から激突して、ずるずると崩れ落ちる。
激痛に身体を震わせながら、右の手をぎゅう、っと握りしめて。
「………く、らえぇっ!!」
炎を一気に片手から撃ちだして相手を焼き尽くそうと抵抗を続け。
■ブランシュ > 「ふんぬ!!」
その炎の魔法を手刀で切り捨てる。
先ほどの戦闘中に混ぜられたら危険なレベルの炎であったが、一対一の余裕がある状態の時に食らうほどの魔法ではない。
「さて、続きをするかね?」
壁に崩れ落ちたルルーサををひとまず看病しながら拘束もしていく。
■ルルーサ > 「あったり、前、だろっ!!」
そう簡単に拘束される女ではない。 手槍を片手に喉を狙って突き上げながら、蹴りも繰り出し。
更に魔法も負傷した手で使おうとする。
全力で暴れながら、吐き捨て。
足払いまでを一気に繰り出し、隙ができるなら逃げようとする。
■ブランシュ > 「なかなかお転婆ですね」
当然離れることはせずに、至近距離で密着しながらそんな話をする。
「さて、それじゃあさっさと拘束しますかね。」
片手を負傷すればその不利はかなりなものだ。しかしブランシュは油断せずに徐々にルルーサを追い詰めていく。
時に武器をはじき、時に胸を揉み、時に股間に手を伸ばし、セクハラも混ぜながら、ルルーサを完全拘束するべく努力をしている。
■ルルーサ > 「この、クソ野郎がっ!」
暴れて暴れて。身体が自由に動く状態でそうそう拘束はされない。
命のやり取りの最中でセクハラをしてくるふざけた相手に怒りをあらわにして、頭と頭をぶつけてやりながら、蹴りも放ち。
死ぬ気で暴れる女をに対して、武器をはじきながら拘束する、という難易度の高い行為を、そうそうカンタンには許さない。
■ブランシュ > 「足癖も悪いようですね」
そのままけりや足払いをしてくる脚を狙いけりを合わせて、相手の膝をいためつけることを画策する。
なかなか拘束するのが難しそうだ。
このまま逃がしてしまうのもしゃくなのだが……
結局回避に専念するようになり、そのままときに反撃でセクハラを挟みながら、きっかけを待ち続ける。
■ルルーサ > 「っが、っ、あぁあああ……っ!」
膝裏を蹴られれば、苦悶の声を漏らす。抵抗を繰り返す女は、攻撃を擦れば弱っていくが。
それでも、そうそう抵抗をやめたりしない。 セクハラをすればするほど、舐めていると感じるのか怒りに震えて。
「依頼、じゃねーだろお前………クソ野郎がッ!」
掴んでくるその腕を狙って鎌鼬で切りつけ。魔法としてはほどほどの質ではあり、遠距離攻撃こそできないが。
■ブランシュ > 「あははは、バレちゃった? 単純に、キミを犯そうと思ってね」
おっととかまいたちで切り付けられそうになった手を引っ込め、それではそろそろ決着をつけようかと剣を抜き放つ。
「でも、ギルドの先輩として、君の不用意さを注意するという建前はあるんだよ。まあ犯したいだけなんだけど」
そうして剣をふるうとその速さはまさに神速。
飛びのかれて逃げられないように、槍を上にはね上げるように剣を振り、そのまま体勢を崩せば抑え込むだろう。
■ルルーサ > 「………そうかい、腐れ外道がいるね、ってギルドには報告させてもらうよ。」
抑え込まれれば、がり、っと噛みつき、膝で股間を潰そうとする。
抵抗力を削がずにただ拘束しようとする舐めた態度に怒っているのか、まだ必死に暴れて。
■ブランシュ > 「わわわっ!! これは本当に足癖が悪い」
必死に暴れる彼女をこちらも必死に抑えようとするが、それはなかなか難しく、苦戦し続けるだろう。
そうして隙ができたところを、ルルーサは漬け込むのも容易に撤退ができるだろう。
ご案内:「無名遺跡」からルルーサさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からブランシュさんが去りました。