2019/09/11 のログ
■メルトスラッグ > 天井から休憩場と思わしき部屋を照らす不自然な影が不自然に移動するのは
巨大なナメクジのモンスターが這って移動しているからである。
それに目を凝らして天井を見上げれば、足元の石畳の床を見つめれば、
巨大な影だけではなく強い光で透けてはいるが、
小ぶりな影も点々としているだろう。
適度な魔力光、十分な水分、ナメクジのモンスターにはどれもが必要なもので休憩場に巣食っているはそんな理由で、
部屋の片隅にはその証左、石畳が抉れ地面が露出し縦穴の様な物さえある。
が、此処に巣食ったことでもうこの部屋からは出ることは出来なくなっている。
もしこの部屋から逃げようとするならば巨大なナメクジのモンスターが苦手な熱と硫黄の香りが充満している部屋の外へと逃げるしかないのだ。
そうなれば容易く熱で身を焼かれ、体内の水分が蒸発する外に一匹たりとも追いかけようともしないだろう。
■メルトスラッグ > ――…熱気から身を守る為に選んだ部屋を巣窟に変えた巨大なナメクジと小ぶりなナメクジの群れ
彼らは時が来るまで感想から身を守る為に仮死状態となる。
体内に水を蓄え、粘液で繭を作り、その中で時が来るのを待つのである。
今宵は侵入者は無いようで、彼らは一匹、また1匹と仮死のゆりかごで眠るのであった。
ご案内:「無名遺跡」からメルトスラッグさんが去りました。