2019/09/07 のログ
ご案内:「無名遺跡」にメルトスラッグさんが現れました。
メルトスラッグ > ――…無名遺跡

無数にある遺跡群の一つ。
人の手で宝物や隠し通路すら無残に荒らされた初心者迷宮。
近隣の村の若者や王都のひよっこ冒険者が勇気試しや腕試しにくる場所。

宝が何一つなくてもダンジョンであれば当然モンスターは存在する。

その1匹が今暗闇に包まれたダンジョンの通路をのたりのたりと重たげに身体を揺すり這いずり進んでいる。

それも通路の地面ではなく天井を故に天井からは湿度によって生まれる水滴以外に
糸を引いて輝くモンスターの粘液を滴り落ちている。

光源があればモンスターの姿も滴る水滴の中に粘液が混じっているのも見える、
知性の無いメルトスラッグと呼称されるモンスターはそれを隠す手段も知らない。

しかしその天井より滴る粘液を盾や鎧で受け止めること無かれ、
受け止めれば受け止めた箇所よりジュグジュグと何かが弛んで崩れる音がする筈である。

溶解性の粘液。
金属であれば魔法の掛かっている武具すら溶かす冒険者殺し。

ただし布や木材であれば溶ける事は無い。
だから高価な装備を持ち合わせていない力自慢の一般人やひよっこ冒険者が探索にくるのだ。

今夜のダンジョンは今のところ静かである。
水滴と粘液が落ちる音だけが木霊するだけの静寂の空間。
メルトスラッグの這う音はまだ微かで、
余程聴覚が良くなければそれが這い動く音すら聞こえないだろう。

ご案内:「無名遺跡」にハクさんが現れました。
ハク > 「3つ目……今度こそ何かしら、痕跡でも見つかればいいでござるが」

じゃり、と無名遺跡の一つの入り口にたち、中を覗き込みながら狐獣人の女性がぼそりと呟く。
今日は普段とは違う装い。いつもの和装とタイツ姿ではなく、女性用の軽鎧姿に片手剣を携えた姿になっている。
――というのも、今回の依頼は2つあったのだ。
1つは【装備品のテスト】。街のとある鍛冶師(見習い)が作った装備が、店頭に並べる価値があるかの試験になる。
そのため普段とは装いの違う、へそやら腕やらを露出した――そのせいで体に刻まれた刻印が露わになっている――姿と片手剣を装備している。
もう1つは【行方不明の冒険者の探索】。女だけの冒険者3人組が、もう5日ほど姿を見せていないという。
彼女たちは最後に『無名遺跡の1つを最深部まで行けたら本物の冒険者になる』といってでかけたきり、だという。

ちょうどいいからと2つの依頼を引き受け、こうして遺跡をめぐり……2つ目までは何の痕跡も見つけることができず、宵に差し掛かるこの時間にこの遺跡の中へと足を進めたのだった。

メルトスラッグ > ダンジョンの天井をのたりのたりと這い進んでいたモンスターが突如動きをピタリと止めて、
頭部から生える一対の触手を空中で円を描くようにクルクルと回し始める。

それは何も気紛れとか遊びではなく、空気を撹拌しながらダンジョンの変化を感じ取るモンスターの能力であった。

そしてそれが感じ取ったのはダンジョンに新しく踏み込んできた何者かの気配である。

5日ほど前にも同様にダンジョンであり新たに作り上げた巣でもある此処に冒険者がやってきた事があり、
今回もダンジョンを巣を荒らす害悪な存在だろうとナメクジのモンスターは反応し、
その侵入者を巣の深くに引きずり込んで襲撃する為に触覚とも触手ともつかないそれをクルクル回すのを止めると、
少しだけ後退をした後にジっとその場で石のように動かなくなる。

――…身体を動かさなくても表皮から溢れ滲みでる溶解性の粘液はモンスターの丸みある肌を伝って床へ滴り落ちる、
だが現在のモンスターの位置では音がしない。

音がしないのは床が落とし穴であり、其処はモンスターが特に重要視している穴の一つであった。

深さにして5m程か穴は垂直に空いているが、底付近に横穴があり、その先は闇に包まれて見ない。

だが……何かの呻き声くらいは聴覚が良ければ響き聴こえるかもしれない。
それは5日前に捕まえた侵入者達が奏でる苦痛の三重奏である。

ハク > 「……ん?」

頭に映える狐耳がふるりと震える。それは洞窟の奥からなにかの物音を察知したための動きで。
これはここになにかある、と考えたハクは歩くたびに金属鎧のこすれる音をたてながら、『この装備はやはりそれがしには合わないでござるなぁ』などと考えつつ道を進む。

これでも一応冒険者としてある程度の力量は積んでいるために、きちんと罠探索や魔物の気配を察知しながら奥へ奥へと進んで行って。

「……ん、あたりにござるな」

そして次第にしっかりと聞こえてくる呻き声。これはきっと、探していた女冒険者(見習い)たちであろうとうなずき更に大胆に奥へと進んでいった。
やがてひとつの部屋にたどり着くと……

「……?」

部屋の中央あたりにぽっかりと穴の空いた場所へたどり着く。そこに何かが滴っている様子もみれば、首をかしげながら落とし穴の中を覗き込むように顔を穴に覗かせ。
暗く見えないようであれば……

「そこに誰かいるでござるか?それがし、助けにきたハクと申すものにござる」

と、声をかけてみる。
もしそれで呻く声が強くなるようであれば、地面に杭をうちロープを垂らして穴の中へ降りていこうと考えており。

メルトスラッグ > 気配を探りながら進めば天井に巨大なナメクジのモンスターが張り付いているのは感じ取れるだろうし、
天井以外にも壁の亀裂や床の割れ目などにも小さいが同種のモンスターが潜り込んで、
ダンジョン自体がナメクジのモンスターの巣窟にされているのまで理解出来るだろう。

――…ダンジョンの通路に空いた穴を覗くのであれば、中は矢張り真っ暗で無風の為に匂いが巻き上がることは無いが、鼻先を寄せればそれとなく、
何か不自然な甘い香りとモンスターではない人の汗の香りや体液の香りが嗅ぎ取れる筈で。

そのハクと名乗る今宵の探索者がかけた声に冒険者見習いの1人が辛うじて呻き声を大きくあげて反応を示す。

が、他の二人はその呻き声を大きくする事すら出来ず、ずちゅ、と重たい粘り気を感じさせる音が響くと同時に呻き声の数が減るのであった。

縦穴の底に横穴があり、その先がどうなっているかは矢張り覗かねばわかり辛くなっている。

もし地面に杭をうちロープを垂らして穴の中へと下りるなら、
その横穴から不自然な蜜に似た甘い香りと呻き声、そしてネチャネチャニチャニチャと何か粘液を掻き混ぜるような音さえ響く。

横穴は残念ながら直立で進むには狭く、四つん這いになるかしゃがみ込みながら進むしかない。

天井に張り付いているナメクジのモンスターは探索者の行動を視覚はないのに、
ジッと見ているように観察しているように頭部をもちあげて探索者のほうに向けているが、不意に……。

ねちゃ……

と天井に張り付いていた力を弛めて、天井より多数の粘液の雨を降らせながら、探索者のほうに飛びかかる。

穴を眺めているだけなら、その穴に共々落ちて落そうと。
もし穴に下りたなら、その上から落ちて押し潰そうと。

重たく、滑り、ぶよぶよの肉塊の如き身体を押し付け、
その身体にまとう粘液で探索者の守りを溶かして喰らおうとする意思も持ちながら。

ハク > いくつかの魔物の気配は感じ取れるが、それらはすべて微小な気配。
特に戦意を見せずとも姿を現さないのであれば今は特に相手をすることもないと完全に放置を決め込む。
まぁ、たしかに排除してからのほうが安全ではあるが……気配の数こそ無数にあり、それらを駆除するのに多大な時間と体力を浪費することになる、というのが想定できたからで。

顔を穴の中にさらに近づけていくと、穴のそこから感じ取れる匂いに少し首をかしげる。
どうも蜜のような甘い香りがそこに漂っている。娼館で使っている香にも似た匂いであるが……
今度は松明を穴の中に差し込み、中を確認するが……穴の底には人影がなく、そこに空いている横穴の奥から気配と声と、そして音を察知できて。

「――というかこれ、むう」

音と、匂い。
女冒険者見習い3人が奥で呻くような声を出しつつ粘質な音を立てている――となれば、何やら魔物に襲われている、という可能性が高いと判断して。
であれば急ぎ救出する必要があると、地面にさっと杭を打ってロープを垂らすと……

「っとう!」

そのまま穴の中にジャンプして飛び降りる。
着地した床には粘液が溜まっていたのか、どぷ、という音をたてて足元が粘液に埋まってしまうが、そのおかげで着地衝撃も和らぎ。
その事に安堵しながら近くの穴に向けて松明を向けた、その瞬間――

「っひゃば!?」

気配もなく、天井に張り付いていたナメクジ型の魔物が粘液とともに落ちてきて、そのまま背中へどすん、とのしかかられる。
その衝撃で思わず床にうつ伏せに倒れてしまいながら、ぐじゅ、という音をたてて剣と鎧が粘液に溶けていくのを感じ取り。

「ん、こやつっっ!?」

この粘液は消化液か、であれば危険と即座に判断し、うつ伏せに押しつぶされたまま風の魔法を使って魔物と粘液を吹き飛ばそうとする。

メルトスラッグ > ――…探索者が穴に飛び降りる。

粘液でうすらと満たされた穴の底に足から落ちれば、
その衝撃を粘液と土が混じるそれがその重さと衝撃を受け止める。

その衝撃と穴へと落下した人の体温に反応して巨大なナメクジのモンスターだけではなく岩の亀裂や床の割れ目に潜り込んでいた小ぶりなナメクジのモンスターまで動き始めた。

ある者は垂直に空いた穴の壁面にそって穴を下っていき、
あるモノは探索者が打ち込んだ杭とロープを伝い下りていくだろう。

すると必然的な偶然と呼ぶべきか、金属の杭はナメクジ達の体液でぐじゅぐじゅと溶け始めてあっという間に穴の中に金属ではないロープは落ちる。

無論解けた金属の杭は小ぶりのナメクジのモンスターが群れて集まり、
美味そうに啜り始めるだろう。

垂直にポッカリと空いた穴。
探索者が落ちた底に一緒になって落ちた巨大なナメクジのモンスターは目論見どおりに探索者の背中に落ちたのだが、
唐突な風の魔力に穴底の粘液は風に押され吹き飛び、巨大なナメクジもまた一瞬だけ仰け反り剥がれそうになったが、
排除すべき対象が危険度の高い相手と判断するや否や、
どろどろどろと身体から一気に吐き出し、探索者と床とナメクジと探索者を繋ぐように粘り気ある糸を幾つも引くまでに、探索者を包み込む。

そうして警戒したことを露骨に証左したの地に剥がれまいと、身体の裏側……腹部に蠢く触手を伸ばして、
しなやかな腰を挟み込むように太股を束ねて挟み込むように、触手を回して絞めつけ絡みつき、
最後にはその首にまで触手を伸ばして巻きつかせようとすると、

グバッと大きく粘り気のたっぷりとある音をたてて、身体に見合わぬ探索者の頭部くらい丸呑みできるだけの大口を開いた。

その末路。
どうなるかを知らしめるのは松明の炎が照らした横穴の先。
探索者の末路が其処にあり、冒険者見習いの少女達は各々がナメクジのモンスターに犯されて、
その腹部を膨らませ口内どころか耳孔すら生殖器を押し込まれ、
小さなナメクジにもぐりこまれ、苗床となっていた。

呻き声くらいは零せる隙間はナメクジたちが苗床を死なせない為の加減、
特に大きな声で反応できた冒険者見習いの少女は口内を激しく犯されていないようで、彼女が反応したのだと人目でわかる、が直ぐに其処にもナメクジがもぐりこみ始め、呻き声すら微かとなるだろう。

ハク > 「はっ!!……っく、数は多いと思っていたものの、気配は弱いというのに……!」

風の魔法でなんとか背中におちてきたナメクジ型モンスターを風の魔法で弾き飛ばそうとするが、その瞬間粘り気の強い粘液で体にしがみつかれてしまい、四つん這いの体制になるのがやっとなほど。
その時にはもう粘液による侵食は急速に進み、金属鎧はあっという間に腐食、溶解されて革のベルトだけが残されていく。
手にもつ片手剣もその粘液をあびたせいで刃からぐずぐずに溶けてしまっていた。
さらには最悪なことに、先程地面に打ち付けたロープが落ちてきて、穴の上からも小さなナメクジ型モンスターが這い降りてくるのを見れば舌打ちをするのも仕方ないか。

金属鎧を溶解されれば、残るものは肌を守るための簡素な布の衣類のみ。たゆんと実った母乳をたたえた乳房もまた粘液にまみれて服が肌に張り付き形を浮かび上がらせている。
そんな中で風の魔法を何度か打ち込み抵抗をするも、そのたびに背中の大型ナメクジは糸を吐き出し体をどんどん重くしていく。

「っこの、っはなれるでござるっ……!」

しかし、周囲の魔力を吸収して体内に膨大な量貯蔵できる体質のハク。であるからこそ、絶えずそう得意ではない風魔法を使い続け、粘液をどうにか弾こうとしてみせて。
その頃にはこのナメクジ型モンスターにも豊かな乳房と下腹部に、そこだけで囚われた3人の少女の数十倍に比肩する魔力を感じ取られるだろうか。
壁を這う小さなナメクジを風魔法の余波で切り裂きながら、やがては触手に腰と首を締め付けられてしまい――

「……ッッッ!」

自分の頭の後ろ側、マウントしているナメクジ型モンスターが大口を開けた気配を感じ取り、びくりと銀の狐耳を震わせてしまった。

メルトスラッグ > ナメクジのモンスター達には眼はない、なので視覚は無い。
代わりに発達した全身に広がる感覚器が熱と風の揺らぎと音、
そして魔力を感じる取ることが出来る。

だからだ。

だから探索者から認識が獲物に堕ちた女に対しての興味が敵から苗床にすべき候補へと変わったのだ。

だからだ。

巨大ナメクジのモンスターは大口をあけ幾筋も粘液の糸を垂らしながら、
バクンッ!!と女の頭部を白色に近しい銀色の髪ごと頭部を包み込むようにくわえ込んで、
柔らかくぶよぶよとした口内に閉じ込めて逃げれないように捕獲する。

女には幸いなことに空気が無くなり窒息する事はない。
ナメクジのモンスターはいかに獲物を捕らえて殺さず生かして苗床にしていくかに特化しているからだ。

視界を闇で覆い、四つん這いの獲物の腰を両脚を触手を絡ませて捕らえ、
それだけで止めず今度は腹部から生えた触手を増やして、
粘液でべっとりと重たそうな衣服の中に隠れている魔力の源を重たげな乳房を狙ってもぐりこませ、
まずはどれだけ身体が産卵に繁殖に良い熟し具合なのか、触手の先で乳房の先っぽを乳輪をヌルヌルと舐って、
確かめるように弄り始める。

その様子は衣服が不自然に盛り上がり、重たそうな乳房以外に何かが入り込んでシルエットを浮かばせることで想像はつくだろう、
が当の本人は舐られる事で見なくても理解出来てしまうか。

風魔法の余波で切り裂かれている小ぶりなナメクジ達も数は減ってはいくが、その分だけあちこちから湧きだし結局数はさほど変わりはしない。

それに切り裂いた分だけ縦穴の壁面は滑り、脱出を困難にさせるだろう。

咥え込み捕まえた獲物が魔法を放ち今だ暴れ続けるなら巨大なナメクジがこのまま押し潰しながら交尾をするだろう、
だが大人しくなるなら小ぶりなナメクジたちに交尾を機会を与えるのもいい、
そう判断するように本能がそうさせるのか巨大なナメクジは咥え込みはするものの強烈な締め付けやなにやらは特に行っていない。

ハク > 「っふっぐ、ぐっっっ!?」

想像していた通り、巨大ナメクジの大口に頭を食われてしまい――
想像していたのとは違うように、ナメクジの体内?に顔を包まれたまま特に消化されてしまうことはない。
頭を全周囲ナメクジのやや温かい肉に包まれた状態になり、耳を震わせるがそれもナメクジの肉に触れるだけで周囲の音を拾う事もできなくなってしまう。

視覚を封じられてしまった事で魔法の精度も酷く落ち、背後の巨大ナメクジや壁の小ナメクジ、粘液の糸などを切り裂いていた風の刃もなまくらになって強い風が落とし穴の底に無差別に吹き続けるだけになってしまう。
そうすれば壁を這っていた小ナメクジも風に煽られ空を飛び、穴の外にはじき出されたり……はたまたそのまま落下し、巨大ナメクジの上や地面に落着することだろう。

「っひぅ!?っこ、こいつ……!?」

ナメクジの中で悲鳴を上げてしまったのは、ナメクジの触手が服の中に潜り込み乳房を、乳首を舐ったせい。
かつて宝石の触手モンスターに囚われ改造されてしまったその乳房は感度も増しているせいですぐに先端を固く尖らせていってしまう。
そのまま触手が乳房に絡みついたり、先端を吸い上げるような事をするなら簡単に甘い、濃い魔力を帯びた母乳を溢れさせてしまうことだろう。
触手モンスターの餌として出るようになった母乳はしかし人間の子供に飲ませるには魔力を含みすぎていて毒になりかねない代物ではあるが、魔力を餌とする魔物にとっては滋味深い餌になってしまう。

上のシャツも下のズボンもすっかり粘液にまみれて重くなってしまっている。
合わせて20ゴルドもしない布の上下は、もしモンスターがある程度の布を引き裂く力を有しているならわりとあっさり引き裂ける代物だ。いつまで体を守ることができるか、頼りない。

メルトスラッグ > 折角咥えこんだ獲物の頭部ではあるが、
子供が飴をしゃぶるのと同じようにヌラッとたっぷりと女の髪に耳に全てに粘液の糸を残して、
口から排出して頭部を開放するとじっくりと交尾をするために一度女の背中から下り、直ぐに女の髪を咥え込み直して、
その身体を冒険者見習いの少女たちが居る横穴へと引き摺っていく。

交尾に意識が傾いているために脱出しようとすれば容易く、抵抗しなければそのまま横穴に連れ込まれてしまうだろう。

無事逃げることが出来たか、冒険者見習いを救出することが出来たか、それともその胎を膨らませて苗床の一つとなったのかはわからない。

女の魔力をもってすれば風の力をもってすれば……若しかしたら……。

ご案内:「無名遺跡」からメルトスラッグさんが去りました。
ハク > 「っはぶっっ!っふ、痛、離すでござ、っっっ……!」

乳房をたっぷりとなぶられ、両方の乳首を固く尖らせてしまった所で粘液まみれの顔を開放される。
そのまま触手から開放されるも、粘液まみれのズボンの中で疼く感覚のせいで逃げるのが一手遅れ、そのまま髪の毛を咥えられて横穴に連れ込まれてしまい。

――そこで、ナメクジとの交尾が始まってしまったならば狭い横穴から漏れる雌の声がまた1匹分増える事だろう。
魔物の養育に最適な、濃密な魔力で満たされた子宮はナメクジの仔であればヒトとは違い孕む事ができ、ほんの1日ほどで大量の仔を産み落としては母乳で育てさせられて。

そこからしばらくの間、ナメクジ型の魔物がやけに多く無名遺跡周辺をうろつく事になったとか――

ご案内:「無名遺跡」からハクさんが去りました。