2019/08/30 のログ
ノール > 鼻先に触れる空気は獲物の匂いをちっとも運んでこない
幸い、隠し通路は広い。十分に寛いで待つこともできる

「…………」

爛々と眼を光らせながら、獣人は眼下をにらみ続けた


数日後、飢餓寸前で漸く我に返り
剣を忘れて這い出て一命を取り留めた

ご案内:「無名遺跡」からノールさんが去りました。