2019/07/29 のログ
ご案内:「無名遺跡」にミゲルさんが現れました。
■ミゲル > 「困った……」
多数ある無名の遺跡の一つ。
まだ未探索という話で何人かの同業者と共に足を踏み入れたのが数時間前。
途中まで共に行動をし、いくつもの宝を見つける事が出来た油断。
同業者の一人が見つけた宝に仕掛けられた罠を発動させてしまい各々違う場所に転移をさせられてしまい、気が付けば一人。
どうにか微かに感じる風を頼りに途中に魔物を避けながら仲間を探して遺跡を歩く。
唯一の救いは明かりがなくともぼんやりと暗闇は見えるので歩くには苦労せず、明かりで魔物を呼び寄せない事。
その利点を頼りに遺跡内を静かに、時には魔物を避けるために駆けてさ迷い歩く。
■ミゲル > そうして誰かと合流できるか外に出るか。
その時までさ迷い歩いて……。
ご案内:「無名遺跡」からミゲルさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」に焔さんが現れました。
■焔 > 「うーん……、さぁて、どんなお宝、在るのかしらねぇ?」
無名遺跡の中のうち一つ、自然の洞窟と合体したような遺跡の中、此処はすでに死んでいる、と聞いているが……。
遺跡は遺跡なのだ、古代の仕掛けがいまだに残っているその場所、死んだ……すでに遺跡の仕掛けが壊れた、と思われていても、そうでない可能性がある。
そんな遺跡の中を、女は一人カンテラを片手に進んでいく。
こつん、かつん、と足音が響き、暗闇の中に吸い込まれていく。
通路は単調で同じ模様がずっと続いていて、それこそ進んでいるのか進んでいないのかを錯覚させてしまいそう。
他の冒険者たちは敬遠する遺跡を一人で進むりゆうは、敬遠されているから。
つまり、ライバルが少ないという事なのだろう、危険と見返りのバランスが楽しみで、女は小さく笑みを浮かべる。