2019/05/01 のログ
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > 無名遺跡の奥深く、はたまた、そこまで深くないのか。
位置もいまいち分からず、そんな場所。
色々とあったものの、手に入れたお宝を背負った風呂敷包みに、少女は出口を探す。

「………ふむ」

適当に歩いてみて分かったが、通路が結構入り組んでいた。
正直、自分が今、どちらの方角に向いているかも分からない。
もしかしたら、同じ通路を歩いていた、なんて事もあるかも。
何度目かの分かれ道、今回は十字路だが、そこで足を止めた。

「やはり、あれじゃな…まっぴんぐ、とは大切なものか」

そんな事を呟き、ごそごそと袖に手を差し込み、漁る。