2019/04/24 のログ
■ブレイド > 「そりゃすげぇ。
そのための光より速く走る足がほしいもんだ」
ケラケラと笑いつつ、穴の向こう側を軽く見る。
ジョンも視線を向けているあたり…まぁ、当たらずとも遠からずな罠があるのだろう。
もう少し近づけば詳細もわかるかもしれないが、流石にそんな真似をしたところで得るものがない。
「土産話のために命かける気はねぇな。
いこうぜ」
道を行けば、いくつかのトラップはあったものの
これほど大規模なものはなく、化物の襲撃も特になし。
二人で地上に出ると、夕日が出迎えてくれた。
「ふ~…助かった。改めて感謝するぜ。
んじゃ、せっかくの生還だ。近場で一杯どうだ?」
旅の宿兼酒場のような店が街道には点在していたはずだ。
■ジョン > 「雷魔法ってのは足で避けられるもんじゃねぇからなぁ……」
勘であれは避けるもんだ、と言いながら。
隠し通路を歩みながら、やがてたどり着いたのは地上。
夕焼けの空を見上げ、大きく伸びる。
この巨躯を十二分に内包できる遺跡とは言え、この巨躯にはやはりせせこましかったのだろう。
「ぁあ~~、やっと狭ぇところから出れたぜ。
あん? ああ、そういや礼だのどうのとか言ってたな。
いいぜ、一杯奢ってもらうとすっか
にっ、と笑えば二人旅人、夕日の町を歩み始めた。
ご案内:「無名遺跡」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からジョンさんが去りました。