2018/11/16 のログ
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」にジンライさんが現れました。
■ジンライ > 「らァあああッ!」
暗い洞窟の中、男の声はわんわんと響く。
灯りは天井近くでぼんやりと光っているのみ。その薄闇の中、ガタン、ガチンと硬質の音が鈍く響く。ひとつの影から発せられているのではない。ざわざわと無数に…とまでは行かないが、数十は下らないだろう。囲まれている長身の男の腰辺りまであるかないかの大きさ。
「鬱陶しいンだよ!」
それらはてんでに男へと取り付くように飛び上がり、その度に刃物状になっている、腕のようなものを振るって斬りつけて来る。そのたびに斬って、突いて、薙ぎ払って、また斬って―――
■ジンライ > まとわりつく小物は徐々に数は減っている気がする…が、先から気になっているのは洞窟の奥の方から聞こえる別の音だ。これまた硬質の音だが、もっと重い…そのくせ、数もそこそこ居そうだ。
(……めんッッどくせえ――――)
そいつらが来る前にコレを突破して、どうにかやり過ごしたい。――――――いや
■ジンライ > 「!うぉ……!」
鈍く風を切る音。咄嗟に避ければ、まとわりついていた小物どもが数体、ぐしゃ、と跳ね飛ばされる。
(ヤベ…)
いつの間にか、新手の射程範囲内だったらしい。息つく間もなく、連続で突きが襲ってくる。
「おわッ」
がしゃん、どすっ、がちゃん
ぎりぎりぎりで躱していけば、まとわりついていた小物どもがどんどん薙ぎ払われてゆく。「…おォ?」
■ジンライ > (もうけ…)
ある程度数が減れば、すたこらとその場から逃げに掛かる。…洞窟の、奥のほうへと…
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」からジンライさんが去りました。