2018/11/07 のログ
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」にヒュルフェさんが現れました。
ヒュルフェ > 夜の遺跡。本来は中の魔物なども活発になるため避けるべき時間帯
その内部にこつ、と足音をできるだけ抑えながら角に隠れ、辺りを窺う姿。

(ふっふーん。この時間は同業者もいなくて逆に狙い目なんだから)

遺跡で自分と同じ宝探しを生業とする人と会うのは中々の確率であり得る
そういった場合は友好的な同業者なら雑談をしてわかれたりもするが、やはり気まずい
宝箱の前などで鉢合わせた時などは最悪だ。
だからこそ、同業者でもなかなか潜らない夜に遺跡に独りで潜っている

信頼する情報屋からの情報ではこの階層にまだ探索されていない隠し通路があるらしい
何かあった場合はその何割かを情報屋に渡すことになっているが…それでも未知を知れるのは彼女にとって喜びだ。

(確か、この辺のはずなんだけど…)

こ、こ、と軽く手で壁を触りながら
違和感がある場所を探している。腰に付けた緩く辺りを照らす角灯が揺れて。
魔物が襲ってこないか、耳を澄ませながら。トラップにも注意しつつ、隠し通路の入り口を探している

ヒュルフェ > (あった。問題は…)

幼児が歩くよりも遅いくらいの速度で壁に触れながら進んでいると
直感と経験が入り混じった彼女の感覚に引っかかるものが。
ほんの僅かに、角灯で照らされた壁の色が違う。
後は…

(開ける方法が、力で開けられるのか魔術がかかっているのか。)

違和感を見つければその壁の前に張り付き、ぺたぺたと見分しはじめる
このような隠し通路は、衝撃をある程度与えれば開くものと、魔術的に鍵がかかっている場合などがある
あるいは隙間が空いていて、そこをただ単に上に持ち上げたりするだけだったりと多種多様だ。

今回はどういう場合か。開けた時にトラップが無いのかも含めてしっかりと見ていかないといけない

ゆらゆらと灯りが揺れる中、集中するため少し意識が逸れながらも仕掛けの内容を探っていて

ヒュルフェ > その後、無事に開錠でき―――その先を見てどうなったかは彼女だけが知っている
ご案内:「◆無名遺跡(イベント開催中)」からヒュルフェさんが去りました。