2018/05/18 のログ
ご案内:「無名遺跡」にワルセイ・イダーヤさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」に紅月さんが現れました。
ワルセイ・イダーヤ > 無名遺跡。そこに個人的な用事で一人探索に来ていたワルセイ。
その用事というのは、この遺跡に自分の研究のために必要な「賢者の血」という
マジックアイテムがあるとの情報を手に入れたためで……

「……しかし、暗いな」

そう呟きながら、魔法で作った蛍火を頼りに、やや広めの遺跡内部を行く。
内部に、何があるのだろうか…
トラップ?金銀財宝?それとも、モンスター?
だが、今日は魔術用の杖を持ってきているので、少しは戦える。
勝つのは無理でも、少なくとも、逃げる時間を稼ぐくらいはできる。
そんな事を思いつつ、遺跡内部へ潜ろうか……

紅月 > 「んー、どっち行こうかな…」
遺跡内、分かれ道…よくある悩み処である。

「前に別の遺跡で『人は分かれ道で左に行きやすい』ってのを思い出して、右側行ったらモンスターハウスだったんだよな…」

嗚呼…嫌な事件だった、実に。
思い出される負の記憶に、ついつい足を止めていた紅月。

呼び出した橙がかった赤の鬼火に辺りを照らさせ、腕を組んでうんうん唸っている。
後ろからワルセイが近づいているのにも気付かずに。

ワルセイ・イダーヤ > 暗い遺跡内。その中で鬼火の光は良く目立って…

「む、誰かいるのかな……?」

そう呟き、近づいていけば、後ろ姿でわかる。相手はコウゲツではないか。

「そなたは……コウゲツではないか。なんとも、運命のめぐりあわせだな……」

そう声をかけ、笑顔を見せよう。
魔法の蛍火と、鬼火が交じり合い、大きな光に。
そして目の前には分かれ道が……

「ふむ……分かれ道か」

だが、ここでひねくれもののワルセイは、壁をコツコツとたたき…杖を向け。
『インパクト』
そう呪文を唱えれば、杖から衝撃波が出て、壁を崩し……先に道があって。

「俺はこの道を行くが、そなたはどうする?」

そうにやりと笑んで聞こうか。

紅月 > 「ワール!
凄い凄い、こんなことってあるんだねー…!」

声に振り返って1~2歩、嬉しそうにタタッと近づいて。

「そうそう、どっちに行こうか、なー…
…遺跡破壊していくスタイルとか新しいわね」

薄壁一枚向こうに道…基本バカ正直なタイプの紅月は思わずカクッとずっこけて。

「んもう…イジワルしちゃ嫌よ?」

クスクス笑って着いていく事に決めた。

ワルセイ・イダーヤ > 「っはは。遺跡を壊して文句を言う。考古学者や、遺跡の作り主はここにはおらぬよ」

そう苦笑して、道を行くと……
[1d10→6=6]
ワルセイ・イダーヤ > 6・泥でできた皮膚のマッドドラゴンが眠っている巣がある。足元は泥だらけだ。ちなみに、マッドドラゴンの心臓は貴重な錬金の材料だ!
ワルセイ・イダーヤ > 「ところで、ワールとは俺のことか?」

そう聞きつつ歩いていると、じめじめとした空気を感じて、足元も、何かぬかるんできた。

「む、泥……?」

足元を触れば、泥が手に着く。そして、開けた部屋に着くと……そこには、泥でできた巨体を横に眠る、「マッドドラゴン」がいて……

「ほぅ、マッドドラゴンか……ゴーレムと、生き物の中間の存在と聞いた事がある。
確か……古い文献に書かれているのでは、乾燥に弱いが、吐く泥は猛毒。
泥を主食とし、心臓は、貴重な錬金の材料になる……どうする?コウゲツ
まだ余力のある今だから戦ってもいいが…あえて、スルーでもいい。
奴の心臓は欲しいが…命あってのだからな」

そう聞いてみよう。ちなみに、部屋はじめじめとカビと泥の匂いで、息がしづらいだろう……

紅月 > 「ん、そう!
だってワルだとさー、私の故郷の言葉だと意味がイマイチなんだもん。
ほら、語感って大事じゃない?」

アレンジしてみました、とは紅月の言。

「う、雨の日の床下みたいな臭い…
んー…欲しいなら行っとく?
此処に居るぞ、全自動乾燥機が」

パタパタと手で黴臭を払って、けれども男が興味を示したのを見れば自分を指差してニコリ。