2018/04/06 のログ
ご案内:「無名遺跡」にフォーコさんが現れました。
フォーコ > 冒険者達からもたらされた情報を基に、私は遺跡探検をしていた。
貴重な遺物が残っていたが、道中のモンスターが強くなかなか奥へは進めないとの事。

リタイアした組が複数出ており、そのうちの一組から情報を得たと言うわけだ。

これなら、まだ踏破されていない可能性もある。

私は刀一振りを手にどんどん奥へと進んでいた。

途中、スケルトンやゾンビと言ったおなじみのモンスタが現れるも、全て荼毘に付しておく。

冒険者の死体や、トラップを越え更に奥へと進む。

「おお…。」

だいぶ奥へと進んだ所で、大きな扉。 その手前にはゴーレムが一体。

動く土塊は私の気配に気づくと、こちらをじっと睨む付けてきている。
あと一歩でも足を踏み入れれば交戦開始のようだ。

さて、どうするか。

フォーコ > しばらくゴーレム君と睨み合いを続けていたが、先に私の方が動いた。
こういうまどろっこしいのは昔から苦手だ。
私は犬よりもマテが出来ない生き物である。

ゴーレムの威力は高そうだが、緩慢な動きを躱して切っ先を着き差す。
変わった形の刃のこの刀は斬るよりも突くことに向いているらしい。

狭い場所ではこちらの方が向いているな。
ゴーレムを動かす核になる部分を破壊した。
彼は瞬く間に動きを止め、その場に崩れる。

これは私の腕前よりは武器の性能によるものだろう。
あの竜にお礼を言おう。

さて、後は扉だけだ。
鍵穴は…ない。 罠がないか指輪を翳す…なさそうだ。
扉は以外にも両手で押すと埃をまき散らしながらだが、開いた。

ゴーレムを倒せば入って良いと言うことか。

「ほう、これは凄いな。」

脚を入れた先は予想通り宝物庫になっていた。
金銀財宝や見たことのないアイテムが多数並んでいる。

フォーコ > 宝物庫を漁っているうちに、有益な魔道書を一冊手に入れたので早速読んで力を吸収する。

効力を失った魔道書は白紙の本へと変わってしまった。
私はそれを元の場所へと戻し、床に座る。

周囲をもう一度見渡す。

他に並んでいるのはマジックアイテムらしきものに、貴金属で作られた冠や剣などであった。

私個人としてはさきほどの魔道書以外は必要とは思えなかった。

後日ここにたどり着く冒険者の為に置いて帰るのもいいか。