2018/03/04 のログ
■ギィギ > ――ズル………ズルリ………ズル……。
大理石の天辺で夜風に揺られていたギィギだが、何を思ったのか体の薄く延ばし、大理石の柱を包み込むように纏わりつきながら、体の透明度を高めて、今まで乗っていた大理石の柱に擬態するような様子を見せる。
するとどうだろうか、なれた行動なのか数分立たずに大理石の柱を覆い飲み込み、薄っすらと表面を覆うことで柱自体を罠へと変化させてしまう。
そうしたら改めて迷宮に足を踏み込もうとするもの、迷宮から脱出して帰還しようとするもの、そんな獲物をまた夜風に吹かれながら待ち続ける……。
ご案内:「無名遺跡」からギィギさんが去りました。