2017/12/14 のログ
ご案内:「無名遺跡」にハウリンさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」からハウリンさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にハウリンさんが現れました。
■ハウリン > 故郷から定期的に支給される活動費は遊興費とは異なる。
宿代など、必要最低限度の出費は活動費に含まれるが、娯楽に費やす分は含まれない。
遊びたければ、その分は自分で稼ぐ他無いということ。
なので、こうして時々遺跡の浅いエリアを探索し、ガラクタを拾って小遣い稼ぎに精を出す。
単純に正確な地図を書き記し、しかるべき店に持ち込めばそれだけで赤字にはならないので、悪くない仕事だった。
勿論、それは化け物に襲撃されたり、トラップに引っ掛かったりしなければ、であるが……
「今日も今日とて、順調ですのー。あっ」
軽快に通路を歩いていた足が、ガゴっという音を立ててタイルを踏み込む。
数センチ地面にタイルが凹むと、側面の壁の一部が開き、そこから飛び出した吹き矢の矢じりのようなものがプスリと首筋に。
体が微電流でも流されたように痺れ、流れる様な動作で前方に顔から倒れ込み、したたかに額を打ち付けた。
傍から見れば冗談の様な江面だが、当人は真剣に痛かったし、困っていた。
なにせ、体がほとんど動かなくなってしまったのだから。
ご案内:「無名遺跡」からハウリンさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > まだ、あらされていないとある遺跡の最深部
そこに、宝物庫を護るワイバーンが丸まっている。
体躯だけで6Mをこす巨体、劣化した翼もあいまってレッサードラゴンにも見えるそれは、真っ黒な鱗に覆われている
「おー、…おおっ、おー」
そんな巨大なワイバーンの尻尾に、何か乗っかっている。
ちっちゃな体躯の幼い少年である。 人懐っこそうな顔立ちの少年はゆっくりと振られる尻尾にのって、アトラクションを楽しむようにぶんぶん振られて
「がーちゃん、すごいすごい!」
ワイバーンは無視する。本来ならば少年も宝物を荒らす侵入者である
あるが…勝てないのだ、一撃で沈められた恐怖は忘れられない。
ゆえに、つかず離れずの距離を取ってる。
しっぽであやしてあげるかのように、ゆっくりと、少年をのせた尻尾をゆらして
■シャルティア > 猫が尻尾であやすように、しっぽをゆっくりと振る
はしゃぐ少年。うっとおしそうに無視するワイバーン
次第に、少年の声が聞こえなくなった。
おや、とワイバーンが目を向けると、尻尾にしがみついたままくぅ、くぅ、と眠ってて
ワイバーンはしばし、考える。ゆっくりと口をあけ、あむ、と服を器用に噛んで、自分の前足のとこへ
ぐるる、と鳴きながら、目を閉じる。少年はもうすっかり熟睡してる様子で
ご案内:「無名遺跡」からシャルティアさんが去りました。