2017/11/28 のログ
ご案内:「無名遺跡」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 巨大な、6Mを超えた太いワイバーンが、吠えた――
肌の色は茶 翼は遺跡の中で退化し、レッサードラゴンのような体躯
巨大な口をむき出しにして、侵入者に吠える
しかして

「―――めっ!!!!」

がごん!

その威嚇は、げんこつ一発で沈められる。地面に倒れ伏すワイバーンも一瞬何が起こったのかわからない。頭の鈍痛に、其処を殴られたのだとわかると同時に

「いきなり大声あげちゃ、め!びっくりしちゃうでしょ!」

と、指を指されてる。立つのは小さな小さな少年である
自分を一撃で地面に倒したのかと驚くような顔するワイバーンにまだお説教モードの少年。ぷんぷんである

「キミは顔が怖いんだから、もっとやさしくするの、ね?」

言ってる言葉はわからなくてもなんか躾けられてるのは分かる。
グルルとうなり、また吠えようとした瞬間

「んー!!!」

げんこつが持ち上げられた。ビクとするワイバーン
力とは恐怖である野生では力関係は絶対だ、あの一瞬で上下関係はもう決まってるも同然。
ワイバーンの方は素直にうなだれる。その頭の棘を、よしよし、と撫でる少年。

「わかった?いーこいーこ♪」

シャルティア > 少年側からすると、幸運である。
ワイバーンが居るという事は此処はまだ人の手が入ってない
宝物があるということだ、ワイバーンを撫でてからひょいっと、地面に降りて

「お宝、ちょっとだけもらってくね♪」

と、宝物庫へ走る。ワイバーンはそれを当然止めなくては行けないが今のげんこつだけでも本能でわかる、こいつ怖い
グゥゥゥと、微妙なうめきを上げるだけで、宝物庫に入る少年を見送って。

「おーたから、おーたから♪」

宝物庫は手付かず。金銀宝石が詰まってる。
広くないので億万長者とまではいかないがとんでもない額ではある
まあ、少年は、全部持っていくつもりはないので、その中から宝石と、綺麗な装飾品を探す

シャルティア > 「んー、これと、これと…うーん」

青いスピネルのネックレス。エメラルドの髪飾り、後宝石
今日はこのぐらいでいいや、と宝物庫から出てくる
ワイバーンは、グルゥと唸る。少年は嬉しそうに、にこにこしながら

「これもらってくね、ばいばい♪」

と駆け出す。ワイバーンは少し考えるものの大した被害もないので、宝物庫の前でまた眠るのだ

ご案内:「無名遺跡」からシャルティアさんが去りました。