2017/11/27 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアルマさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」からアルマさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にアルマさんが現れました。
アルマ > 山脈の中腹の横穴から深く潜った遺跡深部。
浅い階層に見られた風化した石畳や石造りの廃墟はすっかり消えさえり、辺りは無機質な床にパイプの走った天井、何かに反応するかのように明滅するランプと古代の遺跡とは思えない様相を呈していた。

さながら最新の研究所のようなその一角で周囲をくまなく見つめながら進む女は深くため息をつく。

「っ……さすがにここまでくると中々骨が折れるわね…」

見渡す限り半永久的に起動を行う魔道機械だらけでさらに空間に満ちる魔力も地上の数倍の濃度となるそこは魔力によるトラップの感知が困難でそれゆえに人一倍神経を尖らせ、ゆっくり、ゆっくりと歩みを進めていく

アルマ > 「――!!?」

そろりそろりと歩く先、右足を踏み出した瞬間、かすかにカチッというクリック音が聞こえる。慌てて全身に魔力を走らせ数メートルほと飛びのけば数舜後に足がおかれて居た床から雷の柱が上る。


「ほんっと…油断も隙も無いわね…」

もし柱に装飾品の一つでもかすっていれば瞬く間に全身が感電し動く高尾tができなくなっていたろう。額から冷や汗を流しながら間一髪だったことへの安堵からか苦笑がもれだして。

ご案内:「無名遺跡」からアルマさんが去りました。