2017/11/19 のログ
ご案内:「無名遺跡」にマヌエラさんが現れました。
■マヌエラ > 「止まれ!」
おぞましき触手音と少女の絶叫以外に響くものとてないはずのこの場所で、はっきりとした女の声が響いた。
それは力ある言葉となり、拘束された少女に襲い掛かっていた触手の群れが、ぴたりと動きを止める。
「……ご無事ですか?」
停止した触手の泉。そこを踏みつけてゆったりと歩いてくるのは、魔術師風の女――。
「酷い目に合わされましたね。こんな凶暴な触手たちの中に、逃げ場もなく置いていかれるとは」
心配げな表情を浮かべ、近づいてくる。
■アザレア > 不意に、明瞭たるヒトの声が響き渡った。
確かな意志の力をもったその女性の声に呼応するよう、足許の触手たちは動きを止める。
ぐちゃぐちゃと響き渡っていた卑猥な音も止んで、あとに残るのは、
散々に嬲られた娘の、荒く忙しない呼吸音ばかりに。
泣き濡れた面をぎこちなく巡らせ、動きを止めた触手を踏み躙りながら近づいてくる彼女へ、
怯えを滲ませた眼差しを縋るように向けて。
「……ぉ、願い…… た、……たす、けて………。」
辛うじてそれだけ、擦り切れた声で訴える。
両腕は未だがっちりと拘束されたまま、嬲られどおしだった身体は無意識に、
切なく揺れ動いているけれども。
■マヌエラ > 「まあ、可哀想に……」
歩み寄る足取りは駆け足となり、震える少女の体を安心させるように抱きしめた。
「大丈夫です。私が来ましたから。もう怖くありませんよ」
幼げな相貌をそのまま受け取ったか、掛ける声は幼子に対するようなそれ。
「……この触手たちは見た目は非常に美しいですが、知能はなくただ女性を犯すだけの存在です。危ないところでした……」
■アザレア > ただの人間の小娘でしかない、しかも、得体の知れないモノに散々甚振られたあとである。
彼女の姿はこの目にまるで聖女のように映っており、暖かい腕の中へ抱き込まれ、
柔らかな胸元へなかば顔を埋める格好になれば、正しく童女のように、
くしゃりと火照った顔を歪ませて泣きじゃくる。
「こわ、…こ、わかっ、……ぅええ、ん、えええんっ……
も、ぉやだ、ここ、もぉやだあぁ、っ……はず、して、これ、外して、ぇ…!」
がしゃん、両腕をしっかりと食んでいる枷のために、彼女に縋りつくことも出来ない。
彼女の腕の中、焦れたように身を捩れば、べったりと湿った薄物越し、
ささやか過ぎる膨らみの先端が、つんと尖っているのも伝わる、かも知れず。
■マヌエラ > よしよし、よしよし、と、豊かな胸へ顔を埋めさせ、頭を撫でて落ち着かせようとする。甘いにおい。
「ええ、大丈夫です。こんな硬いものをつけていたら、あなたの手は痛みに苛まれるでしょう……」
何事か呟いた。魔法の呪文のようだ。次の瞬間、ウソのように拘束具がぱかりと割れ、アザレアの手を開放した。
「これで万事大丈夫です。……あら、まあ?」
微笑と共に継げた解決の言。だが、続いたのは疑問の声。続いて、女の掌は無遠慮にアザレアの胸元に伸びた。
その先端の小さな屹立を確かめんとするように、抱きしめて離さぬまま。
■アザレア > もう少し娘の頭が冷静であったなら、何がしかの疑問を感じたかも知れない。
助けてほしいと願ったのは確かだけれど、ただの一声で触手たちを黙らせ、
いま、頑丈な拘束具を、容易く外してしまった彼女に対して。
けれど―――今はただ、救われた、という安堵のみに娘の頭は支配されている。
解き放たれた両手で、必死に彼女の背に取り縋って。
「ふ、…ぇ、こわか、……っ、ふぅ、…う、ぅ゛……、
――――― っきゃあ、ぁ!?」
突然。
胸の先端、ただでさえ敏感な箇所を彼女の手に捉えられて、上擦った悲鳴が上がる。
反射的に身をもぎ離そうとしたけれど、彼女の腕が存外強く、華奢な身体を抱き竦めていて。
戸惑いと、恐怖とを綯い交ぜにした眼差しで、彼女を仰ぎ見ながら―――
「お、ね…ぇさ、……なに、…なに、す…の……?」
■マヌエラ > 「ああ、そうでした――私はマヌエラと申します」
悲鳴を上げた彼女に、女は場違いにゆったりとした声音で告げる。表情は変わらず、慈しむような笑顔のままで。
「いえ……知性もなく凶暴なだけの触手と、傷もいとわない無粋な鉄枷――用意した方には御仕置きが必要な代物でしたが、少しは気持ちよくしてあげることができていたようでしたから、確かめてみたのです」
敏感な先端部を、くに、ふに、と弄くる。捕らえる女の腕の力は強い。人ではないほどに。
「大丈夫です。私が、可愛い可愛いあなたを、もっともっと気持ちよくしてあげますから」
慈母の笑みで吐き出されるおぞましい言葉。
「同調は完了しました。この触手の皆さんは、もう私の一部です」
再び、触手がうごめき出す。甘ったるい匂いが濃くなり充満。女の背に回された少女の腕を、優しく、しかし容赦なく捕らえ、動けないようにしようと。更には、再び脚を、そして腕を、遡り始める。
■アザレア > 「―――― マ、ヌ…エラ、さ… ん……?
ぁ、…あの、…… ゃ、ソコ、ゃあ、ん゛っ……!
やめ、…や、め……て、やだ、…やだ、あ………!」
教えられたばかりの名をたどたどしくも復唱してしまったのは、混乱のただなかにいる所為か。
何処までも慈愛に満ちた笑顔のまま、彼女の手は娘の抵抗など知らぬげに、
敏感な突起を弄び続ける。彼女の腕は新たな拘束めいて、娘を捕らえて離さず。
「ゃ、…… や、だ、こわい、いや…っ………や、
――――― きゃ、……いやっ、やだ、やめてぇ、え゛………!
はな、し、て、……ほどいて、やだ、やあああ、っ………!!」
鼻腔をつく芳香が、怯え泣き喚く娘の意識を白く翳ませようとしている。
足許でぐにぐにと蠢き出した、蒼白い触手の群れが――――抗う四肢を容易く絡め取り、
細く白い腕を、脚を、螺旋に彩りながら這いのぼって。
「ぁ………は、…あ゛ぁ、………や、な…に、これ…ぇ……」
ぬらぬらと粘液にまみれた肌が、燃えるように熱を孕み始める。
彼女の手がもう一度、乳首を摘まみあげたなら、その瞬間にびくん、と身を撓らせ、
ワンピースの奥に隠れた秘部から、はしたなく蜜を弾けさせてしまうほどに。
■マヌエラ > 「はい、マヌエラです……指はお嫌でしたか?」
つ、と離れる指先。一時的な開放。
「あまり見たことのない光景で驚かれていると思いますが、大丈夫ですよ。
私に任せてくださいな。何も考えなくて、いいですから」
少女の気持ちは、ちゃんと全部わかっている。そう言いたげな声と共に、行為の形で突きつけられる無理解と無慈悲。
官能を刺激し理性を蕩かす甘い香りの中で、少女の衣服の中に、たやすく触手は入り込んで行く。
「ほら、気持ちよくなってきたでしょう?」
彼女の形のいい額に口付けを落としながら、一度は離れた指先が、再び先端をきゅっと摘み上げる。
溢れる蜜の匂いをかぎつけ、触手たちが脚を這い登ってその場所へと突き進む。
上半身もまた、触手たちは背中へ、胸へと這い回り、粘液を塗りたくりながら、幼い蕾のような膨らみにぐにぐにと這いずり初めて。吸盤のような機構で吸い付きながら、善導して揉み解して行く。
「指以外も、よいものですよ」
細い触手が、衣服の中で乳首に絡みつき。きゅっと縛り上げながら、縦横無尽にこねくり回した。
■アザレア > 指が、いや、とか、そういうことではないのだ。
繊細な部分を苛められる、その行為自体をやめてほしいのだ、と、
涙ぐんだ眼差しと悲痛な声で訴えようとするのに、彼女には伝わらないようで。
いまや、噎せ返るように周囲へ充満した甘い香りの中、粘液まみれの異形が、
だぶついた薄絹の隙間から忍び込み、粘つくものを更に内側へ塗り込めようとする。
仰のく額へ口づけられれば、それだけで痺れたような快楽が背筋を貫き、
びくりと腰が跳ねると同時、また、新たな飛沫が下肢を濡らして。
「や……こ、わ……ぃの、怖いの、マヌエラ、さ……―――ん、ひっ、ぁ゛あ、あ!!
ひ、く……き、も…ちぃ、こん、にゃの、おかし、のにぃ……、
っふ、きゃ―――― ぅ゛ん、あっ、ぁあ゛あ゛、あ……ぁ゛……!!」
くにゅ、と先端を摘まんだ彼女の指先に導かれたよう、触手たちが淡い膨らみを舐りつつ、
敏感な先端へ食らいつき、吸い立て、揉みしだき始める。
下半身へ絡みつく異形たちは濡れそぼった秘部を探りあて、震える花弁をぐにぐにと嬲り出し、
その一本はほどなく、普段は包皮に守られた花芯を弄びにかかるだろう。
きゅうう、と捻られ、縛りあげられて卑猥に尖り切った先端を捏ね回されるごと、
かくん、かくん、揺れる娘の秘部は切なく引き絞られて、新たな飛沫を迸らせ。
「ふ、っやぁ、はああん、ん゛、っ……!!
れ、ちゃぅ、きてりゅ、なにか、きてりゅの、ぉ……、
マ、ヌエラさ、ぁ゛、変なの、あたし、壊れちゃ、のぉお゛、っ……!!」
■マヌエラ > 「まあ、とっても敏感ですね――口付けだけで果ててしまうなんて……とても、可愛いです」
飛沫に喰らい付く触手の群れ。
「大丈夫、大丈夫――おかしくなんてありません。
気持ちよくなっているだけなんですから」
触手たちに弄ばれるアザレアの身体。
鉄枷のように傷をつけることはなく、それ以上の統制の取れた責苦――否、そこに恐怖はあれど苦しみはない。それこそが最大の恐怖だろう。
「気持ちいいだけですから、壊れても大丈夫です!」
気持ちよさ、が致命的に何かを変質させることもある。そんなことはお構いなしで、剥き切った陰核に迫った触手の先端から極細の針が現れ、突き立つ。
どくっどくっ。甘いにおいの元である粘液が直接投与され。
「むしろ、壊れてしまいましょう!」
■アザレア > 「ゃ゛――― ら゛、こわい、怖いのぉ、お゛……も、こな…で、ぃや、いやああ、あ゛……!!」
大きな瞳を見開き、ぼろぼろ涙をこぼしながら泣き叫んでいるのに、
彼女にはこの恐怖が、混乱が伝わらないのだろうか。
目の前でどこまでも美しく微笑むまま、次々に眷属と化した触手を繰り出す彼女に、
娘の四肢はしどけなく開いた格好で拘束され、べとべとに濡れた薄絹の下で、
幼かった肢体は強制的に、淫靡な雌の化粧を施されていく。
揉み絞られた乳房がわずかずつとはいえ豊かな柔らかさをたたえ、
先端は紅く、硬く尖って存在を主張し―――そして、秘すべき箇所にも。
つるりと剥きあげられた秘芽に、ちくり、鋭い痛みが走った、次の瞬間。
敏感な器官へ直接流し込まれた媚毒に、娘は弓なりに背を仰け反らせて―――
「ひ、ぎ――――― ぃ゛っ、い゛、ぁあ゛、あ、やはぁ゛あ、あ、あ゛……!!」
絶叫とともに、秘裂から迸り出る快楽のしるしへも、触手が群がってくるのだろう。
そして、ほんの小さな肉芽であった筈のものは、娘の味わった快楽の凄まじさに、
堪え切れなかったように変貌を遂げる。
ぽってりと紅く、淫猥に膨らみきったそれは、明らかに娘の未熟な性器に見合わぬ大きさ。
熟れた果実のような真紅は、はち切れんばかりの異形を晒して、ぬらぬらと濡れ輝いており。
■マヌエラ > 舌足らずな、けれど必死の悲鳴を、女はまるで妙なる調べでも聴くかのように、穏やかな表情でそこにいる。
「可愛い……本当に可愛いです……」
抱きすくめていた腕は離すが、触手に拘束されていれば開放されることもなく、進行する致命的な事態に対応する術もない。
突き立ち、ついに直接侵し始める淫靡なる因子。
迸る愛液を触手が絡め取るずりゅっ、ずりゅっ、という淫靡な音が空間に満ちて、しかしそれで終わらない。
「まあ……なんて素敵な果実でしょう」
唄うように告げられた声。触手を器用に蠢かせて、自分に抱きついている状態から空中に磔の状態へ姿勢を変更し。
脚を大きく開かせ、布を書き分け、爛熟した真紅を露にする。
「美しい……宝石のようですね」
繊手の指先が、つんつんとそこを突く。その反応を確かめながら、更に別の触手が持ち上がる。
先端部が、小さな肉質の壷状となっているソレは、その壷の内部に更に小さな触手が無数に蠢く快楽の坩堝。
見せ付けるようにゆらゆら動いた後――露になった真紅へぴったりかぶさり。
内部で、無数の触手が蠢き、絡み付きながら振動を送り込む。
更なる衝撃は、極細の針を備えた触手が持ち上がるところから。
十分に嬲られたと見え、ぴんと屹立し触手に絡め取られた乳首。
そこへ、服の上から、余りにもあっけなく2箇所同時に突き立ち。
どくっ、どくっ――
更なる媚毒を、送り込んだ。
■アザレア > 「ぁ゛……あ、ひぁ、ん゛…んん、ふ、っ………、
やら゛、や、めて、マヌ、エラさ…… ぉ、ねが、やめ、もぉや、めっ……」
駄々をこねる幼子のようにかぶりを振って泣きじゃくるも、彼女の意のままに蠢く触手は、
娘の四肢を絡め取り、虚空へと磔の状態に拘束して、無防備に曝け出された身体の、
快楽に弱い箇所へそれぞれに殺到してくる。
捲りあげられた薄絹の奥、暴かれた秘裂はしとどに濡れて、
燐光を放つ触手にずりゅずりゅと舐られ続けており。
そうして、もっと淫らな様相を呈している真紅の果実に―――つん、と触れられた刹那。
「ひ、っや゛あ゛ぁっ、あ、ひぃ――――ん゛、ぁふ、ぁあ゛あ゛、あ゛、あ゛………!!
ゃめ、れ゛……ぇ、ゆる、ゆるひて、もぉ、イきたくな、いぃ゛、ぃ゛……、
ひ、ぁ゛―――――ッんんん、ぁ、あ、ああ゛あ゛、ぁ゛………!!」
ほんの少し、触れられただけでも堪え切れずに昇り詰めてしまったものを、
小さな壺状の触手に捕らえられ、喰らわれた真紅の果実を滅茶苦茶に愛で弄られて、
華奢な肢体は狂ったように宙で跳ね躍り、粗相のような勢いで溢れた飛沫を浴びて、
触手の滑りはますます淫靡な艶を帯びていく。
物欲しげに開閉を繰り返す膣口さえ覗けそうな痙攣を繰り返す花弁の奥、
女としての器官すべてに、娘自身も気づかぬうち、快楽によって強制的な覚醒を促されながら―――
薄絹をつんと押しあげた、ふたつの胸の尖りへも。
突きたてられた針が、容赦なく媚毒を流し込みにかかる。
ぷくりと肥大する突起、そして、張り詰めていく乳房が、薄絹を窮屈そうに突っ張らせて。
びくん、と大きく娘の身体が跳ねた拍子、本来、溢れ出る筈のない
乳白色の液体が、つぶり、溢れて薄絹を濡らして。
「ぁ゛、――― はあ、あ、ん、ら、め、ら゛めぇえ゛、っ……、
も、……ひん、じゃ、……こんにゃの、しんじゃうぅ゛……っ……」
ひくん、ひくん、断末魔のごとき痙攣の中で、脳髄が焼き切れそうな快楽を、
立て続けに味わわされて啜り泣く。
しんじゃう、と繰り返し訴える己の瞳は、とうに正気の光を失って蕩けており。
■マヌエラ > 「ふふ、まだまだですよ。もっともっと、イってしまいましょう」
触手壷による責めによって、爆ぜるように跳ねる肉体。
飛び散るしずくの一部を顔に受け、真紅の舌がそれを舐め取る。
楽しげに細められた、おっとりした瞳が、ふと、胸元へ視線を遣った。
「まあ!見てくださいな!」
触手の幾つかが、アザレアの銀の髪に絡みつき、優しくしかし容赦なくぐいいぃ……と引っ張って胸元を見せ付ける。
「お母さんみたいですね!ふふっ!」
女の表情は、和んでいる、と表現すべきものだった。
「なら、赤ちゃんを用意しましょう!」
立ち上がる触手たち。先端部は、搾乳機を思わせるように膨らんでおり。それらは、針状触手と入れ替わりにアザレアの乳首に喰らい付いた。
同時に、張り詰めた乳房に撒きついていた触手は更に激しく揉みしだき始める。
「ああ、可愛い……可愛いです……」
女の声は恍惚に上ずり、それに呼応するように、立ち上がった触手の一部が変質していく。
その形は――異形なる男根。無数の疣を纏い、規格外の巨大。それが、ゆっくりと、大きく開かれたアザレアの股間部へ近づいて行く。
■アザレア > 彼女の美しい顔にまで蜜を浴びせたことを、恥じるゆとりも既になく。
ただ、蠱惑的に滑る舌先の紅さに、無意識に喉をこくりと鳴らして。
「い゛、――――ぁ、ああ、あ゛……そん、な、嘘、そんなぁ、あ゛……、
あた…し、あたし、ま、だ、そんな、――――― ひ、ィい゛、ん゛、んぁああ、あ、あ゛……!!」
乱れた銀の髪を触手に巻き取られ、やんわりと、けれど強制的に、
膨らんだ乳房と、卑猥に尖った乳首と、そこを濡らす乳白色を見せつけられる。
いやいやをするように小さく首を揺らして悲痛な声を洩らすも、
恐らくは善意に満ちた、けれど娘にとっては何処までも無慈悲な彼女の眷属は、
ふたつの乳首へ、じゅぷぅ、と喰らいつき、ぐじゅぐじゅと吸い立て始める。
乳房を揉み絞る触手の動きも、ますます搾乳めいて苛烈に。
泣き叫ぶ娘の、自然に反り返った胸元で、乳房はまたひとまわり豊かに育ち、
赤子、よりも熱心に啜られる乳首からは、堰を切ったように乳白色が溢れ出して。
ずきん、ずきん―――胸の芯が、お腹のずっと奥の方が、艶めかしく疼いている。
彼女の支配する触手のうち、一部が娘の眼前でまた、姿を変えて―――
恐らくは男根、なのだろう、けれど明らかに規格外の、異様な形状の凶器めいたソレが。
幾度となく達し、既に中までトロトロに蕩け切っている膣口を目指して揺らめき立つのへ、
どこか恍惚とした眼差しを細めながら。
「―――― ぁ、だ……め……、マヌエラ、さ、らめ、それ、らめ、ぇ……。
そんな、の、入れられ、た、ら、…… あたし、あた、し、―――」
本当に、おかしくなっちゃう。
そう、声に出して訴えることは出来なかった。
それどころか、娘の腰はごく僅かにではあるが、誘うように揺れ動く。
ヒクヒクと切なく戦慄く肉の花びらが、異形の切っ先へ食らいつこう、と。
■マヌエラ > 溢れ出す白い体液。それを啜るのは愛らしい赤子ではなく、奇怪な美しき色合いの触手の群れ。搾り出す。吸い上げる。飲み下す。体液が排出される感覚は、排泄の快楽にも似て胸元を責め苛む。膨らむ乳房は捏ね回され、彼女の若さゆえに備わった張りと弾力の楽しみを触手へと提供していた。
「入れられたら?」
乳房が改造され行く中、遂に姿を現したソレ。犯すためのモノ。目にした言葉が虚空へ消える。ゆえに、引き継ぐ。
「――ええ、これを入れたら、とおっても気持ちよく、なりますよ」
にっこり、と。どこまでも邪気の無い、無邪気なる邪悪さで笑い、告げる。
銀髪を更に引いて、膨らんだ胸元の向こう、大股を開かされた股間部を見せつけ。
そこに、巨大なる男根触手を宛がい。
「こんなに、欲しがっていますものね。お待たせしてしまいました。あんまり、可愛いもので」
頬に手を当て小首を傾げる。微笑みかける。
そして――規格外の一物は、少女の肉を、みぢぢっ…と広げながら、潜り込んだ。
■アザレア > 溢れてしまう、と思うそばから喰らわれ、啜られ、飲み下されて、
少女の胸を彩る背徳の白は瞬く間に、異形の内部へと消えていく。
けれど、眼前でみるみる女らしく形を変えてしまう乳房は、それだけで娘にとっては恐怖であり。
大きく開かれた脚の間、とても入り切るとは思えない異形の男根が近づいてくる様は、
本来、気絶しそうなほど恐ろしいものの筈だったけれど―――
「……れ、られ、た ら………、らめ、らめ、ぇっ、マヌエラ、さ、ゆるして、
―――――ひ、 ぃ゛い゛、ぅ、あ゛あ゛あ゛、ッは………!!」
身体が、真っ二つに引き裂かれてしまうと思った。
華奢な娘の身体を犯すには、あまりにも大きく、太く、長く、
ごつごつと浮き出た疣で、繊細な肉襞は滅茶苦茶に掻き毟られながらの挿入は、
娘の身体の奥が不穏な軋みをあげるほど、無理矢理に抉じ開けられ、押し広げられ、
そうしてほどなく、ごちゅりと子宮口を突かれてしまう。
けれど―――いっそ奇妙なほどに、痛み、という感覚は無かった。
ただ、息苦しくて、お腹をいっぱいにされている感覚が生々しくて、
―――びりり、と膣壁を激しく震わせ、気が遠くなりそうな絶頂感が襲う。
飲み込んだ異形の雄を、無意識のままに悦ばせ、追い詰めるように抱き搾って。
弾ける筈だった飛沫は、くぐもった音を立てて溢れ、異形の男根を伝い落ちるばかりで。
「あ゛、…… あ、ぁ゛、裂け…りゅ、おにゃか、裂けちゃう、ぅ゛……、
こわれ、ひゃ、ほんとに、壊れ……っ、――――― ぃ゛、ひぃいい、っ……!!」
恐ろしい、息が詰まる、本当に死んでしまいそう―――なのに、全身が蕩けてしまいそうなほど、悦い。
膣肉が、子宮が、涎を滴らせて歓喜している。
早く、早く飲ませて――――いっぱいにして、孕ませて、と。
今まで、一度として目覚めなかった雌の器官が、異形のもたらす快楽に、
最後の砦をも明け渡してしまおうとしていた。
―――――彼女が、望むのならば。雌として初めて感じる快楽を、絶望を、
彼女と、彼女の眷属に捧げて果てよう、と。
今宵、彼女の眼前で、快楽に忠実な雌に堕ちよう、と―――――。
■マヌエラ > 「“ゆるして”?」
女は再び首を傾げる。前髪がさらりと揺れる。
「私は、あなたが何か悪いことをしたなんて、全く思っていませんよ。可愛い声を上げてくれて、美味しいミルクを恵んでくれて、とても感謝しています。安心してくださいね」
にっこりとした微笑を浮かべるのと、断末魔の如き呻きが響くのは同時。
肉疣が内部を掻き毟り、拡張し――拡張という現象が発生するほどのサイズ差を物ともせず、圧倒的な力と質量で内部を掘り進め、子宮口へ達してしまう。
そのまま、ごりごり、ぐちゅり、と子宮口を肉疣で抉る男根触手を――アザレアの内部は、意志を持つかのように歓迎してくれた。
「まあ!素敵……素敵です!とっても、気持ちいいです!」
うっとりとした顔で頬に掌を当てる。男根を伝う蜜は粘液と混ざり合いぼたぼたと下に落ちて。
「ああ――大丈夫、大丈夫ですよ」
ふぅ……と悦楽の吐息をついて、女は続けた。
「壊れてしまいましょう」
それが、彼女の気持ちいいこと。そう判断した女の無慈悲なる宣告。
同時に、最奥をごりごりとねっとり抉っていた触手が、ピストン運動を開始した。
ごっ!ごっ!ごっ!ごっ!
抉る。掻き毟る。叩きつける。アザレアの下半身全てを、触手をしごき上げる極上の道具として認識し、うねりながら突き進み、ぶち当たり、引き抜かれ、また突き進む――。
■アザレア > 感謝、だというのならこれは、この行為は、彼女からの祝福だというのだろうか。
あまりにも苛烈な、あまりにも悪辣な、けれど確かに、あまりにも――――。
「ぃ゛、ひ―――― っいぃ゛、あ゛ぁ、は、あ、あああ゛、ぁ゛……!!
無理、も、ぉ無理、ホント、に、ひんじゃ、壊れ、ひゃ、ぁああ、
イク、ぅ、またイク、止まらにゃ、とま、ら、な―――……ぃいいいい゛、ぁ゛、あああ……!!」
あつ、い――――くるしい、きもち、いい。
もう、頭など単なる飾りのよう、律動に合わせてがくがくと揺らされるだけの、モノ、と化していた。
感じるのは苦痛とも快楽ともつかない、きっとそのどちらでもあるのだろう、
ただただ、強烈な感覚の奔流とも呼ぶべきものばかり。
押し開かれた膣肉は、捏ね回された子宮口は、それでも健気に、一心に、
異形の欲を愛し、育み、残さずこの身に注いで貰おうと奉仕めいた蠕動と収縮を繰り返す、も。
意識は一撃ごとに千切れ、砕かれ、彼方へと霧散していく。
快楽だけは感じていて、粗相のように蜜を迸らせ続けているのだから、
幸せ、だともいえるかも知れない。
あれほど瘦せっぽちだった身体は、今や、女らしい、否、雌らしい卑猥な曲線を描いて、
きっと、子宮すら成熟し、子を孕む支度をととのえてしまっている。
未成熟だった身体が、こうして育ったことを、僥倖だと捉えるべきだろうか。
けれどそれは同時に―――今宵、娘が異形の仔を孕んでしまうかも知れないという、
悍ましい結末を示唆するものでもある。
もちろん、孕む、孕まぬは運の問題でもある。
けれどもし、彼女がそれすらも操れるのであれば―――
花の名をつけられたこの娘の真の崩壊は、未だ、始まったばかりなのかも知れなかった。
ご案内:「無名遺跡」からアザレアさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からマヌエラさんが去りました。