2017/09/30 のログ
ご案内:「無名遺跡」にナイジェル・R・ホークさんが現れました。
ナイジェル・R・ホーク > (目的があったわけではなく、気が向くままに訪れた遺跡、パーティーを組んでいるはずもなく、いつもの如く自由気ままに遺跡に潜る。しばらく歩いていると見つけるのは罠が発動した跡、本来なら、残らないはずの痕跡が残っているのは、遺跡が古いからかと考え、どんな者がかかったのか見に行くのも一興と自ら飛び込んでいく)

なかなかに面白い仕掛けだとは思うが。

(新たなエリアに転移され、しばらく歩いているとだんだんと強くなる淫気、奥に進むにつれどんどんと強くなっているが、普段と変わらない涼しい顔でその中を歩いていく。面白い獲物でもいると良いがと、最近倒された魔物の屍がある方へと歩を進めていく。淫気の中に甘い雌の香りが混じり始めるのを感じてくつりと笑い、どんな者がかかったのだろうかと独り言ちって)

その様子だと、確かにしない方が良いだろうな。

(普段と変わらぬ者、淫気に惑いが湧き始めた者、その歩みが同じはずもなく、さらにしばらく歩いたところで見つける人影。甘い香りを振り撒きながらも必死に耐えているためか、近づいても気が付かない様子に、呟いた言葉に答える様に告げる。知った者だからどう出るかで、対応を考えるとするかと少々朦朧とした様子の女を静かに見つめて)

フローディア > (発情し、身体から雌の匂いを振りまきつつもその目だけは意思は強く、光を宿す。ギリギリと牙を噛み締めて、必死に身体から湧き上がる色欲を押さえつける。時折、視界に入る明らかなトラップ。それも女の身体に快楽を与えることを目的とした淫猥なトラップが目に入れば、いっそわざと引っかかってしまおうか、なんて思考が過ぎったりもする。きっと、頭を真っ白にするくらいの刺激と快楽を与えてくれるはずだ。 ・・・けれども、その誘惑は必死に堪える。その甘い夢への誘惑をギリギリの所で踏みとどまるのは少女の最後のプライドか。

――ところで話は変わるが発情期の雌、というのは興奮し、気性が荒くなる、という話がある。・・・それは発情を促された白狼の女にとっても同じである。ギラギラと興奮したように目をぎらつかせ、睨みつけるように声の主の方向へ視線を向けるか。それは獣の如く獰猛で、射抜くような強い力を持った視線であったことだろう。 グルルル・・・、と唸るような鳴き声を漏らしつつ。)

・・・。

(そして、知った相手だ、と認識すればつい、と視線を逸らすか。流石に知った相手に無条件で襲いかかる程少女も理性を失った訳ではなさそうだ。それも、自分より格下、と認識している相手であれば、押し倒し、精を搾り取ったかもしれない。私は貴方よりも強い。弱者は強者に従うものよ、と。 けれども、生憎相手はそういうものではない。無謀な戦いをするつもりもなく、少女は再び足を進めるか。)

・・・そうよ。だから、さっさと外に出るの。

ナイジェル・R・ホーク > (まだ理性は残っているのか、罠を避けているのを見ると此処に飛ばされたのは運が悪かった、もしくは巧妙に隠されていたのかのどちらかだなと考えて。肌は高揚し、雌の香りも放っているにも拘らず、ギリギリのところで耐えるプライドの高さは悪くないとくつりと笑って。声をかけた瞬間に振り返り、獣のような獰猛で射貫くような強い力が篭った視線と唸り声を向けられ、この展開もまた面白いかと薄く睨んで)

強くなる淫気の中、その足取りでは、無事に外に出れると思えぬぞ。

(襲い掛かってくるかと思ったが、知った相手だと気が付いたのか、逸らされた視線にはぁと溜息を吐く。これまでの事からどう思われているかは分からず、再び足を進め始める事が、無謀な争いを選ばずに、外に向かう事を選んだのは分かる。しばらくそのまま様子を見ているのも悪くないと護衛の様に後をついていくが、淫気が薄まる方にではなく強くなるほうに歩いているのに気が付き、小さく溜息を吐いて)

余計な世話かも知れぬが、方向感覚がおかしくなっているぞ。
むしろ、そう言った相手を求めているなら、いつでも相手してやってもいいが?

(残っているプライドが、必死に抵抗しているようで、少しずつそげてきているのだと感じとれると挑発する様に告げる。乗るか乗らぬかは別として逃げ道を与えるためにだが、今の状態でどう受け止めたかも楽しめそうだと。乗ればそれでよし、乗らなかった時はこちらから力づくでも良いかと)

フローディア > (少女の彼に対する印象は決して良いものではないだろう。力ある男なのは認めよう。けれども、番として認めようとは何故か思えなくて。・・・印象としては、すけべで厄介な男、と言った所だろうか。自分の恥ずかしい場所も、恥ずかしい所も見られてる。いつか、その口を封じる為に打ち倒すなければならないだろう。)

・・・お前の、貴方の手は借りない。これ以上。

(少々口調が乱れているのは思考に乱れが生じている証拠か。フーッ、と威嚇するように息を吐き、赤い顔のまま貴方を威嚇するように睨みつけて。その様子は狼、というよりも気難しい猫のように見えるだろうか。
少女が道を選ぶ方針は基本 直感 である。地図を使うでも、道具を使うでもなく、その本能に似た直感を持って道を選ぶ。その勘は鋭く、鋭い五感もあってか、今までそれで困ったことはあまりなかった。けれど、淫気によってその感覚も乱された今となってはそれもあまり頼れるものとなっていないのを少女も認識していなくて。彼の忠告も)

こっちでいい。こっちでいいの。こっちで上手く行くようになってるの。

(そう言い張り聞く素振りを見せないか。彼の忠告を素直に聞くのが少々尺だったのか、それとも今まで培ってきた自分の直感を信じているのか、そう言い張って。 ・・・どちらかと言えば後者が強いか。 そう言い張って少女はずんずんと進んでいく。結局、脱出はしなければならない。淫気の薄い、濃い関わらずどこかにある脱出装置ないし、階段、扉を探さなければならない。そして、私の直感はこっちだ、って言ってるの。だからこっちでいいの・・・。そう言い張って少女の足は止まることなく奥へと。その先、無事に脱出できたかどうかについては、少女と、彼のみが知るか。)

ご案内:「無名遺跡」からフローディアさんが去りました。
ナイジェル・R・ホーク > (返ってきた答えに嫌われたものだと苦笑いを浮かべて。挑発にも乗らず、自分で作った状況でも無し、無理矢理に襲うにも興が冷めたと強がる少女の後をついていく。護衛をしながら少しずつ軌道を修正し、嫌われつつも無事に脱出するまで。)
ご案内:「無名遺跡」からナイジェル・R・ホークさんが去りました。