2017/09/27 のログ
ご案内:「無名遺跡」にウィルバーさんが現れました。
ウィルバー > 無名遺跡の中の一つ、ピラミッドのような石造りの遺跡の中を進んでいく。
埃っぽい空気のおかげで何度か咳込んでしまう。
おまけに黒いはずの服は白くなっていた。

それでも足を止めないのは、この奥に貴重な魔力を持った石を多数見つけたとの報告が城へと届いたから。
情報源にあまり信頼がおけないことから、駄目でもともとと言うことで魔術師である僕一人で赴くことになった。

まあ、その方が気楽ではあった。
下手に共を付けられたら気を使うし、何より僕の力をあまり見せるわけにもいかなくなる。

今の所罠もなく、たまにモンスターと鉢合わせする位のものだ。
未だ石を見つけていないことを覗けば順調と言える。

ウィルバー > モンスターの巣と化して長いのか。
トカゲのような人型から歩く骨、鎧、ゴブリンとそれなりの数をやり過ごしていった。

どれも言葉の通じない相手であったが一応命は留めておくことにした。
吸血鬼と他ではあまりに力量差がありすぎて殺す必要性がまるで感じられないからだ。
もっとも、向こうはそんなこちらの事情など知る由もない。
せいぜい顔色の悪い人型の生き物が情けなく逃げ出したくらいにしか思っていないことだろう。

それはそれで良い。 とにかく目的の石を探そう。

既にこの遺跡に入ってから数時間はたってような気がする。
ようやく広い場所へとたどり着く。
元々はなんらかの儀式を行う場所だったのか。
金で装飾された部屋に祭具らしきものが並んでいた。
その中に収められている複数の石から、遠くからでも感じる程の魔力が溢れていた。

そして、部屋の奥から近づいて来る足音。
音の大きさからして相手もこちらと同じ背格好位、おまけに二足歩行だ。
先に来ていた冒険者であろうか。 それともこの地を守る者であろうか。

ウィルバー > その後、無事に石を手にすることができたのか。。。
ご案内:「無名遺跡」からウィルバーさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 遺跡の上層部、深層へ続く階段の前で、小さな少年が元気よく腕をぐるぐる回してる。まだ幼い、天使の少年、今日も今日とて遺跡探索、狙うは綺麗なお宝である。金銭欲からではなく、単純に綺麗なものをあげるときっと喜ぶ人がいるからだ。街で買うとどうしても高いので、こうやって遺跡を探索する。
とりあえず、光の精霊を呼び出す。周囲をぽうっと、最初は蛍のように、そして数が増えれば小さな一室を照明が照らすほどの光量になって、少年の周囲を舞う。

「れっつごー!!」

と、精霊と一緒に、少年は階段を降り始めて

シャルティア > そしてそのまま、少年は遺跡の奥深くへと向かっていく。元気な歌声も消えていって
ご案内:「無名遺跡」からシャルティアさんが去りました。