2017/05/29 のログ
ご案内:「無名遺跡」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 真っ暗な遺跡の中、ぽう、と小さな光が舞う。
蝶々のように舞う光は、小さな精霊、それらが舞う中心に少年がいた。背には白い翼を背負った、小さな天使だ。肩に巨大な、幼年にはあまりに不相応な大剣を背負ってる。重くないのかと疑問に思うほど、その足取りは軽やかで

「おたからー、おたからー、どこー?」

無垢な瞳をきょときょとと向けると、その方向を照らすように精霊が舞い、その方向を照らす。瓦礫だらけのその中に宝箱を見つけては、とたたっとその方向に走っていって

シャルティア > 「…ちぇー、はずれ」

空っぽの宝箱にぷぅ、と頬をふくらませる。その宝箱を閉め、その上にのっかって足をブラブラさせながら

「今日はちょこっとだけ見つかったからちょっと休憩しよ」

そう言って、革袋の中身を広げる。大きなサファイアの入った髪飾りだ。金の台座に精巧な掘りが仕込まれておりとても綺麗。
むふふーと鼻を鳴らす。きっと喜んでくれるだろう、と、プレゼントする相手を思い描く。それが、天界の誰かなのか、この国の住民なのかは少年にしかわからない。
大事そうに革袋に髪飾りをしまいながら、光の精霊をちょいっとつつく。

シャルティア > 「さてと、探検隊しゅっぱーつ!」

ひらひらっと、再び光の精霊が舞い踊る。少年は元気よく宝箱から飛び降りるとあるきだして、遺跡の奥の奥へと消えていって

ご案内:「無名遺跡」からシャルティアさんが去りました。