2017/03/08 のログ
ご案内:「無名遺跡」にカナムさんが現れました。
■カナム > 遺跡、罠や危険な生き物が溢れる危険地帯
そこに住む魔物は相対するだけで危険な者が多く
とても美味しい
「うん、ここに来て正解だった」
魔族や人間の戦士相手よりも上物の味に一満足
それに他に誰も居ないから落ち着ける
居るのは僕と餌だけ
美味しいね
まだ有るね
もっと食べたいね
「もっともっと…もっともっともっと…」
炭化した死骸を踏み砕いて更に奥へ
奥に行けばもっと大きな獲物が居る
食べたばかりなのにお腹が空いた
■カナム > お腹が減った
もっと食べたい
沢山食べて
「うん、食べる…沢山食べるから
食べて、食べて食べて…」
食べて……どうする?
何でこんなに食べる?
お腹が空いてるから?
何で…
「何で僕、強く?」
思い出せない
何か目的があった筈
強い衝動…強くないと果たせない渇望が
「何だろ…大事な事忘れてる気がする
とっても大事な…」
考えても思い浮かばない
何で?どうして…
足が止まりうずくまる
幾ら思いだそうとしても出てこない
何かが近付く気配にも気付かないまま自分の頭の中を必死に探る
■カナム > 食べればいいよ
考えなくていいよ
お腹が空いたよね?
「…そっか、そうだよね」
頭の中に声が響く
空っぽな自分を導いてくれる声
その声に従って顔を上げる
「おっきご飯もあるしね…」
今までよりも大きな存在
牙を剥いてこちらを見る目は完全に獲物を狙う瞳
それは勿論自分も同じ
「美味しそう」
ご案内:「無名遺跡」からカナムさんが去りました。