2017/02/06 のログ
リューゼ > 「君はともかく、って変な言い回しだな。
でもありがとう。逆に気を使われちゃったな。」

まだ女性の正体に気づいた様子はないけれど。
しかしその言葉には素直に笑みを浮かべる。

この辺りは湿気が多い分、苔やカビと言ったものも多い。
足を滑らせたりすれば大変だ。
気にしているドレスも台無しになってしまうだろう。
一応、探す間も気をつけてと一言かけつつ、やはり周辺の警戒を。

「えぇと。見てくれはさっき言った通りか。」

警戒をしつつも、女性の気遣いに応えるように自分も探し始める。
これも違う。それも違う、とぶつぶつ言いながら、草の生えた辺りを探っていく。
果たして探し物は見つかるだろうか?

シャニス > 「そうですの?私は丈夫ですからリューゼ様の方が心配でしたの。
私は案内をしていただいていますのでお相子ですわ」

流石に正体を告げる訳にもいかずに笑ってごまかして。

水気や湿気が多いのか先ほどよりもひんやりとする気のする室内を歩き。
時折に滑る足元に滑りそうになるのを堪えて水辺に。
スカートを軽く持ち上げるようにして眺めて歩き。

「そうですわ。さっき言った通りですの」

男性が探したした事に微笑みを浮かべたままお礼のように頭を下げ。
これは違う…苔とよく見つめて歩いて探し。

「ありませんわ……どうも誰かが先に来たようですわね…」

二人がかりで探して見つからないのであればきっと誰かが先に採取したのだろう。
それならば仕方ないと溜息を吐いて男性の方へと向き直ろうとして足を滑らせ、ステンとしりもちをついてしまう。

リューゼ > 「ちゃんと帰りも案内しますよ。お姫様。」

笑って誤魔化す様子に、案外可愛らしい笑みだな、という感想を抱いた。
そして、うそぶいて見せ、周辺をまた探し始める。
しかし、周囲にはそれらしい姿は見当たらない。
女性の言う通り誰かが先に採取してしまったのか…。

まぁ、冒険者にはこんな事はたびたびある。
骨折り損か、とひと息吐き出していると、

「あっ。おい、大丈夫?」

女性の方がなかなか見事にすってんころりんとしりもちをついてしまった。
やはりそのドレスに合わせた靴は歩きにくいのじゃなかろうか。
そんな風に思って苦笑しつつも、気遣いと共に屈んで手を差し出す。

女性が捕まれば、男性らしい膂力で起き上がるのを助けるだろう。
その屈んだ瞬間、ん?、という視線で女性の背の後ろを見ている。
ちょうど水の中だ。

シャニス > 「そこまでお手間はお願いできませんわ。
でも……変える方向が同じでしたらお願いしますわね」

困ったような恥ずかしがっているような笑みを浮かべて。
お姫様と言われればきょとんとしてしまい。
もし見つからなければ依頼は失敗なのだがそういう可能性も告げられていただけに問題はないと信じ。

それでも失敗となれば残念と肩を落として。
滑り尻餅をつけば流石に痛そうにして。

「大丈夫ですわ、少しぶつけたのと…濡れただけですわ」

ぶつけたのはいいが濡れたのは流石に嫌そうにして。
乱れたスカートに気が付かないままに差し出された手を握り起き上がるのを助けられ。

「どうかしましたの?」

男性の視線が自分よりも後ろに向いている事に気が付き。
振り返るように視線の先を、水の中を見れば…そこに生える薬草に目を丸くして。

リューゼ > 「ドレス姿だし、お姫様みたいだって事だよ。
お嬢様の方がよかったかな?」

女性を引き上げ起こしつつ、怪我は無い事に一息。
そして、水の中の薬草に気づいた様子に一つ頷いた。

「俺がとろう。少し待って。」

さすがにドレスが濡れたりするのは嫌なのだろう。
それを察した様子で自ら引き受ける。
…決して乱れたスカートから覗く真っ白い脚に視線をとられたとかではない。
断じてない。と自分に言い聞かせる。
ひょっとすればそれを見て少し頬を赤くした事に女性が気づくかもしれないが……。

ざぶ、と水を掻き分けるように手を突っ込む。
生暖かい水の中、若干の距離感の違いを探りつつ、目当ての草を掴む。
ぷつ、という軽い手ごたえと共に、水から引き上げた手にはその草束が握られていて。

シャニス > 「どちらも私には似合いませんわ。名前で呼んで欲しいですわ」

お姫様、お嬢様との呼び方に頬を赤く染めて名前でとお願いし。
男性が頷いたことにまさか水の中だとは思わずに驚いて。

「あ、ありがとうございます」

最悪はドレスが濡れるのも覚悟をしなければと思っていた。
しかし男性の言葉にほっとしたような顔で頭を下げてお礼を口にしてお願いをする。
スカートが乱れた折に白い脚やその奥まで見えていたかもしれない事に気が付かないまま、男性の頬が少し赤い事に気が付いて。

男性が手を入れやすいように水辺から退いて見守り。
引き上げられた手に探していた薬草が握られていれば、思わず手を軽く叩き喜びを見せる。

リューゼ > 「わかった。シャニス。」

ざば、と草束を引き上げると、それを一度柔らかな苔の上に置く。
自分の荷物からボロ布を取り出し、それで包むようにした。
濡れないように、保存できるように、との配慮の様子。

「ほら、君のものだ。」

少し赤くなった顔のまま、それを女性に差し出す。
特に対価を要求したりはしない。
ただ、仕事なんだろう?と差し出すだけだ。
女性がそれを受け取れば、別のボロ布で汚れた小手などを拭い始める。

「…さて。目的も達成した事だし、出口まで戻りますか。」

と笑顔を見せた。

シャニス > 名前で呼ばれればにこりと微笑み嬉しそうにして見せて。

男性が草束を引き上げて、それを無の伝包んでくれた配慮。
そこまで思い至っていなかった自分のうっかりさと男性の気づきに地位小さく頭を下げて。

「何から何までありがとうございますわ。
リューゼ様には本当に色々とお世話になってばかりで何かお礼を…」

差し出された草束を受け取り嬉しそうにポーチにとしまい。
ここまでお世話になった以上何かお礼をしたいと口にして。

「そうですわね。戻りましょう」

笑顔で告げる男性に微笑み、戻りましょうと同意をして頷いて。

リューゼ > 女性に布包みを渡し、手と小手を拭ったボロ布をしまい込む。
そしてランタンを持ち直し、出口へと脚を向けた。

「……。いや、気にする事じゃないさ。もののついでって奴だしね。」

ふと頭をよぎったのはよくある「じゃあ一夜の共を…」という言葉。
初対面の女性に何考えてるんだよと思いつつ、頬を若干染めた。
素直になれないものである。

「…じゃ、足元気をつけてね。」

その綺麗な微笑みを向けられれば、照れを隠すように入って来た道へと体を向けた。
そんな自分自身に呆れつつ、また女性に先立って歩き始めようとする。
特に止める事がなければそのまま出口まで案内していくだろう。

シャニス > 「それでも私はリューゼ様に助けられてばかりでしたわ。
私にできることがあれば何でも言ってください」

本当に何でもという目で男性を見つめ。
頬を染める姿に熱でもあるのかとそっと額に触れていこうとして。

「わかっていますわ。二度も転びませんわよ」

男性の言葉にもちろんですという様に頷き。
先だって歩く男性の後ろを止めることなくついて歩いていくことに

リューゼ > 額にそっと触れる柔らかい繊手。
それを受けてやはり頬が赤くなる。
あぁ、いい加減自制が利かなくなりそうで困る。

「…いや。だ、大丈夫、だから。」

綺麗な女性に近寄られ慌てる青年。
女性慣れしていない少年ような応対になってしまうだろうか。
少し前からすでに若干魅了されていたのかもしれない。

そうして、そんなやりとりを続けながら通路を歩けば出会った場所へ。
そこから少し歩けば、すでに夜の闇が深まった外へとたどり着くだろう。
その間、運がよかったのか特に障害はなく。

シャニス > 「少し熱い気がしますわ。本当に大丈夫ですの?」

男性の額にひんやりとした手が触れて。
頬が赤くなる事と温かいと感じる事に大丈夫かと再度問いかけてしまって。

まさか女性慣れしていないなどとは思わずに見上げ。
近づけばやはり甘い香りを感じさせ、心配そうに見る。

そんなやり取りをして男性を心配しながら歩けばいつの間にか出会った場所にと戻り。
きっと今出口に向かえば日も暮れた夜の世界がある筈で。

「きっともう夜ですわね…」

何の障害もなく出口の近くまでくればほっと一安心と肩の力を抜いて。

リューゼ > 「あ、あぁ。大丈夫。」

何ていうか、距離が近いというか。
ずいずいと踏み込んでくる女性に戸惑いっぱなしだ。
甘い香りと共に見上げてくる女性は、異種族らしく整った顔立ち。
これ以上はまずいから、と自分から身を離した。
動悸がなかなか治まらない。

「…その。シャニスが綺麗だったから、さ。ごめん。」

一言謝り、外へと歩き出していく。
もう夜だ、との言葉通り周囲は真っ暗だ。
ランタンの灯りを頼りに、遺跡の脇の茂みからガサガサと大きめの荷物袋を引きずりだす。

今夜はここで一泊か、と呟きながら手早く焚火を起こしてしまおう。
女性がどうするかはちゃんと見ているだろうが、テキパキと夜営の準備を整えていく…。

シャニス > 「本当にですの?」

世話になった男性がもし調子が悪いのならと見上げ。
心配をしていれば離れる男性の姿に小さく言葉を零し。
告げられた言葉に一瞬何を言われたかわからないという顔をして、そして頬が赤く染まる。

顔を赤くしたままに男性の後を追いかければそこは自分の時間というような真っ暗な世界。
ランタンの灯を頼りに何かを探していると見ていれば大きな袋が引きずりだされ。

「持ち込まずに隠しているのですわね。中では大荷物は邪魔ですものね」

男性が焚火に火をつけだせば周辺を歩き小さな枝を集めて傍にと置き。
野営の準備を始める手伝いを邪魔にとならないようにこっそりとしていき。

リューゼ > 若干顔を赤くしたまま、近寄ってきた女性と少し微妙な空気感。
しかし夜営の準備を手伝ってくれれば、素直にありがとうと言うだろう。

「あぁ。深部に行くならともかく、今回は浅い部分の調査だったしね。」

荷物を隠していた事を素直に言う。
女性もこのまま夜営に付き合ってくれる様子に、一人よりは二人の方がいいという感情が湧く。

そして、夜営の準備を進めていけば手際よく火を熾し、そこで温かい飲み物を沸かし…。
真っ暗な星空の下で、多少賑やかになった夜が更けていくだろう…。

ご案内:「無名遺跡」からリューゼさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からシャニスさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にサクヤさんが現れました。
サクヤ > お久しぶりな少女は、無名遺跡を闊歩していた。
目当てのものは、当分の生活費になるお宝。
金でもいい、銀でもいい、魔法石でも何でもいい。
お宝ならば節操なくくすねてやろうと、小さな影は意気揚々。
身に付けたシノビのスキルを駆使して、罠を解除しながら進んでいく。

落とし穴をよけ、壁面の石弓を外し、槍衾を飛び越えて。
やがてやってきた石の広間は、中心に他の冒険者が誂えたであろう、焚火の跡があった。
これ幸いと携帯していた薪に火をつけ、暖を取りながら少しばかりの小休止。
作り置きの保存食、胡桃の菓子をかじりながら、ちっこいへっぽこ忍者はゆらゆらしていた。

ご案内:「無名遺跡」にボリスさんが現れました。
ボリス > 遺跡に長身の男の姿があった。
表向きの身分は冒険者となっている男は、都市で罪に手を染めるのみならず、実際にこうした危険地域に赴いて貴重な品を収集することもある。
見目こそ若いが、実際には長命な男にとっては刺激ある余興のようなものだ。
時に、思いがけず価値あるものに出会うこともあるのだから。
例えば今回――静かに足を踏み入れた石室には、揺らめく火で暖を取る少女の姿があった。

「おや…こんばんは、お嬢さん。
 灯が見えたので来てみましたが、このように小さな冒険者の方がいらっしゃるとは」

浮かべる笑みは柔和で人当たりのよいものだ。
悪辣な本性の上に表情の仮面を被るのは既に常なる行為と化している。

サクヤ > 石室の片隅、こりこりと小動物が果実を齧るような音が響く。
甘く、香ばしい塊を噛みながら英気を養っていれば、何やら近寄ってくる気配を感じて。
なんとなくだが、モンスターの類ではない様子なので特に気にせず、最後のひとかけを口に入れた。

やがて、やってくるのは長身の男だった。
挨拶には頭を軽く下げることで答えて、むぐむぐ。

「こんばんは。休憩するならどうぞだよ。
 折角火を焚いたんだから、使いたいならって感じで」

にこやかに微笑みながらも、油断はしない。
何せ身なりは良くとも賊の可能性はあるし、あるいは魔物の化生の類かもしれない。
隙を見せないように意識しながら、甘くておいしい保存食を嚥下した。

ボリス > 「これは、ありがとうございます。
 折角ですので当たらせていただきましょう」

笑みのまま会釈をし、バッグの中から肉の燻製などの保存食を出した。
だが、内心では冷徹に少女を観察していた。
体は小さく、見目は幼く可憐。
だが佇まいに隙はない。
少なくとも見た目通りの年齢ではないだろう、と見当をつける。

「随分と慣れていらっしゃるようですね。
 見目で冒険者を図る愚を犯すところでした。
 その格好――確か、シノビ、という熟練のスカウトが纏うと聞いたことがあります」

リラックスした様子で小瓶を取り出すと、蓋を開けて一口含んだ。
霊薬の瓶――体力回復のそれは、やや高価だが滅多に見かけないというほどでもない。
だが、この瓶の中の霊薬は体力回復のそれではない。
本来、直接摂取すれば強烈な酩酊作用と発情作用のある邪法で作られたものだ。
それを飲んでも特に問題ないのは、男が強い魔力を持ち人間を辞めているがゆえだった。
中身の残った瓶を、蓋が開いたまま火の傍におく。
自然、中身が揮発し、少しずつ空間に広がっていった。

サクヤ > 「ん、どーぞどーぞ。温まっていくといいよー」

少女は保存食も食べ終わり、手持ち無沙汰といった様子。
肉の燻製はほんの少しだけ羨ましかったが、顔には出さなかった。
少女の身なりは小さく、相手次第では侮られるのだが、目の前の男は違う様だった。

「ん、慣れてる、と言えば慣れてるかなぁ。野営はよくやったし。
 ――ふぅん、お兄さん、ボクのことをちっこいからって侮らない感じかー。
 ……よく知ってるね。熟練かはわからないけど、それなりに腕の立つスカウトだとは、自負してるよ?」

目の前、男が飲む液体は、何かの薬液の様子。狼の嗅覚は、それが酒に近い類だと瞬時に理解した。
飲めば強烈な酩酊を引き起こすであろうそれを、しかし男はさも当然とでも言わんばかりに飲んでいる。
お酒に強いのかしら?などと思いながら、足をぶらぶら。休憩中というスタンスは崩さない。
やがて薬が揮発し始めると、ほんのりと汗ばむ感覚と腹部の火照りを感じ始める。
どことなく匂いが甘く感じられて、汗が肌を伝う感覚すらむずがゆい。

少女が霊薬を吸入しても酩酊しないのは、ミレー族としての強い魔力を持つせいで。
しかし同時に媚薬成分はくノ一の修行を受けている分強く作用し、少女の体に熱を灯す。
もじ、もじ、と腿をすり合わせる少女は、やがて呼吸をわずかに荒くしながら、瞳を蕩けさせる。
理性を手放さぬまま、しかし緩やかに少しずつ、確かに発情していくのだった。

ボリス > 「今日は冷えますし、ありがたいですね。
 …種族柄そういう方もいらっしゃいますし、ある種の魔術や秘術をもってすれば道理は覆るものですからね」

肉の燻製も串に刺して炙り、美味しそうな照り返しを見せる。

「最初はこれほど若い方が、とは思いましたが、佇まいを見れば一目瞭然です。
 私も慣れているつもりですが、恐らくこうした地での行動では、貴女に叶わないでしょう。
 ――やはり、そうでしたか。このようなところでお目にかかれて光栄に思います」

少女の誇りを感じる言葉に、小さく微笑む。人当たりのいい紳士、といった外面を崩すことなく。
そうする間にも、無味無臭なる外法の霊薬は揮発し、この狭い部屋に満ちていく。

「そういえば、折角です。よろしければおひとつどうですか。
 火に当たらせてくださり、お話し相手になってくださったお礼です」

炙っていた肉の燻製を差し出してから、ふと表情を変えた。

「…お具合が、宜しくないのですか?」

蕩けた瞳とかすかに荒い息に訊ねて。

「ここでお会いしたのも縁です。よければ」

先ほど自分も何食わぬ顔で飲んでいた“体力回復の霊薬”を差し出す。

サクヤ > 「ん、外が寒いと石の洞窟も冷えるからねぇ。
 風がない分まだましかもしれないけれど……」

くきゅう、と肉の匂いに腹の音を鳴らしつつ、しかしはしたないから我慢。
気分はお預けされた犬のようだが、誘惑をどうにか振り切った。

「ん、褒めても何も出ないよー?お宝まだ見つけてないし。
 ……斥候としてならボクの方が上かもだけど、魔力や膂力は君のほうが上じゃないかな。
 だから、単純に戦ったら多分勝てないかなぁって。油断してれば首を掻き切る事もできそうだけど」

少女もまた実力者、相手の空気や雰囲気から力を見抜くくらいはどうにかなる。
しかし、少女に唯一足りないものがあるとするならば、それは未知の物品に対する対処法。
もちろん、未知なのだから対処できないというのも当然といえば当然だが、霊薬の効果は著しかった。
どこか熱っぽく火照り始めた少女の体。その原因には見当がついているものの、理性を炙られては考えもまとまらない。
故に、やがて差し出された、無味無臭の、しかし少女には甘いような気がする霊薬を受け取ってしまうと。

「……あぁ、そっか……君、目当てはボク、なのかな?
 このお薬……ふふ、油断大敵だったかなぁ――うん」

理解はしたが、しかし少女は逆らえない。彼に犯される――疼きを満たされるという誘惑に。
食欲は制したが、性欲は別。故に少女は、自らに可能な限りのレジストを付与すると、霊薬に口をつけた。
それは、彼の欲を受け入れる証。そして同時に、彼の魔手を必要以上に受け入れないための備えだった。
未知の霊薬を飲み込めば、あらゆる毒に耐性のある少女の体でも、脱力と浮遊感が襲ってくる。
こうして、少女は男の意図を理解したうえで、彼に抱かれることを選び、身をゆだねることにした。