2017/01/22 のログ
リリア > (けほっ、けほっ・・・と咳き込みつつ煙が晴れればその中から姿を晒す。不機嫌そうに眉を潜め、カツ、カツ・・・と靴の音を鳴らし)

・・・最悪。

(ぽつり、と明らかに不機嫌な声と顔で不満を口にした。まさか、あんな単純な罠に引っかかるなんて。確かに、逃げるものだからつい熱がこもってしまったのは確かだ。希少種であったし、アレを狩り報酬ついでに何か美味しいものでも作って貰えれば儲けものだ、と思ったのも事実。けれど、だからといってあんな・・・ッ! 誰も見ていないことを良いことに不機嫌そうに地面を蹴り、むすっとした顔で歩き。)

・・・何か面白いものの1つや2つ、見つけて帰らないと割に合わないわ。

(そう呟いて吸血鬼は探索を開始する。何か面白いモノ、及び帰る手段を探す為に。帰るだけならば、力技でどうにか出来ないこともない、と思うけれど・・・どうにもそれは負けた気がする。正規の手段で帰還し、ついでに面白いモノを見つけ、更に自分を陥れたあの魔物も狩って、大手を振って帰ってやるんだから・・・! そう決意し、何一つ情報のない遺跡の地下深くを吸血鬼の少女は探索を始めて。
盛大な音を立てて落下したことに加え、自分の気配を微塵も隠そうとしない辺り、何かよくないものを誘いそうであるが・・・本人は気にした様子もない。何かよくないもの、危険が向こうから湧いて出てくるならこのイライラをぶつける相手として丁度良いだろう。)

リリア > (そうして、イライラしつつ探索を続けるも、撒き散らす魔力に恐れをなしたのか、獲物も現れず、かといって何か他に面白い宝も見つからず。結局帰還手段のみは発見し、とりあえず脱出は成功したものの、自分を罠にハメた魔物すら見つからず・・・結局苛立ちが収まらぬまま王都に帰還し、ヤケ酒をすることになったのは後の話である。)
ご案内:「無名遺跡」からリリアさんが去りました。