2016/11/06 のログ
ご案内:「無名遺跡」にシルヴィアさんが現れました。
シルヴィア > (生きるのには資金が要る。情報を得るには信頼と名声と・・・あとやっぱりお金がいる。冒険者として、彼と共に名を馳せていた頃ならばともかくとして、今はただの一介の冒険者。ただの名も無き少女である。
冒険者として再び名を知らしめ、資金と信頼を得る為、少女はこの遺跡に訪れた。なんでも、この遺跡で落とした大切なもの・・・ペンダントを拾ってきて欲しい、とのことである。・・・一応、落としたのはこれよりもう少し先のようであるが。)

前と比べて・・・随分、変わった。

(剣を振り抜き、こちらを捕縛しようと襲い掛かってきた触手型の魔物を切り刻み、剣に付着した体液を振り払いながらぽつりとつぶやく。昔はこんな、変なトラップが多い遺跡はそんなになかったと思う。もっとこう・・・攻撃的というか、そういう罠が多かったと思う。しかし、この遺跡はなんだ。変な気分にさせる、媚薬ガスとか、服だけを溶かす妙な体液を吹き付けてくるものとか、変にねばついて、きつい匂いがする白濁した液が飛んでくるとか、胸とかお尻にくっついてくる変な生き物が飛びかかってくるとか・・・そんなものばかりだ。この遺跡だけが特別、ということもあるかもしれないけれど・・・変な遺跡。 そんな感想を抱きつつ、目的のペンダントを探して奥へ、奥へと少女は大剣を携えながら進み行き)