2016/09/17 のログ
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > ふむ、遺跡の深くまでやってきていた少女は、一つ頷いた。
森の中の悪戯、その流れのままこうして遺跡へと突っ込んできていたのだ。
目的?まぁ、何かあれば良いんじゃない?程度である。
久し振りかもしれない遺跡、今回の遺跡はなかなかに面白い。
以前はこう…罠ばっかりとか、思考も無い機械とか、そんなのが多かった。
だが、この遺跡はちらほらと魔物が潜んでいた…いや、まぁ、結局は倒して進んでいる訳だが。

「常に、これくらいの楽しみはあって欲しいものじゃのぅ?」

戦うにせよ、遊ぶにせよ、楽しむ事はやはりあって欲しい。
何の感情も湧かせれぬ、無生物が相手はつまらないものだ。
さて、何枚目の扉か…それを前にして足を止めた。

タマモ > 「飽きさせぬ程度に出てくるというのも、なかなかの芸当じゃな…?」

扉を開こうと手を伸ばしながら、先に感じる気配にくすりと笑う。
ありがたいものだ、気配を消せぬ相手というのは。
罠とか機械とか、あの手のものはそういうものが一切無い。
避けれない、対処が出来ない、という事は無いのだが…やはりいきなりくるとびっくりするものなのだ。

ともあれ、音を立てず静かに…なんて事はせず、すぱーんっと扉を豪快に開く。
今回の遺跡に罠はない、こうして堂々と入れるのも気分が良い。
中に何が居るにせよ、楽しませてくれる相手に違いない…と願いたいが。