2016/07/26 のログ
■メルティス > (ふんふん、と鼻歌を歌いながら大漁、大漁・・・と上機嫌な魔女であるがその姿は非常に無防備なものである。――辺りに振りまかれた美味しそうな肉の焼ける匂い。それは遺跡に住まう魔物達を呼び寄せるだろう。何しろ、食欲をそそる匂いでもあるからだ。事実、魔女もこの触手達を食べようとはさすがに思わないが・・・おなかすいたなぁ、とはちょっと考えたりもする。そして、未だにもくもくと上がり続ける黒煙。さすがに全滅させてしまっては、今後の素材回収に難が出る故にある程度は生き残らせているつもりである。この程度派手に吹き飛ばせば相手方の戦意も喪失するだろう、とそういう計算のもと手加減した。・・・もし、その黒煙の中未だ戦意を喪失していないモノがいたならば、魔女の寝首を掻くことも不可能ではないだろう。――そして、遺跡を揺らし、派手な爆音をかき鳴らした、魔術の音。それは、匂いと同じように遺跡に住まう獣達を呼び寄せたとしても何ら不思議ではなく。ダンジョンは弱肉強食の世界。しかし、常に強者が弱者を蹂躙するわけではない。この部屋の中では確かに魔女が強者であるようだが・・・隙を晒せば強者であったとしても、容易く弱者に食い殺される。それを、魔女は理解しているのかいないのか。本人は上機嫌なまま、素材を集め続けて。)
■メルティス > (しかし、今日の魔女は強運であったようだ。特に急襲されるわけでもなく、鼻歌を歌いながら何事もなく街へ帰り・・・そして、触手の討伐報酬も受け取り、素材も集まりほくほくの様子で自宅へと帰宅して)
ご案内:「無名遺跡」からメルティスさんが去りました。