2016/07/25 のログ
ご案内:「無名遺跡」にメルティスさんが現れました。
■メルティス > (最早名もない遺跡。かっては多くの冒険者が訪れ、浪漫と宝と名声を求め、多くの人間が挑んだものだが・・・今は昔の話。今では、力試しとして訪れるものや、素材回収として現れる者、もしくはまだ隠された秘密や宝があるもの、と夢を見るものなどは訪れたりもするが・・・それも細々としたものである。そんな遺跡に、一人の魔女が足を踏み入れていた。その魔女が目指すものはとある部屋。とある筋からの情報により、触手と呼ばれるタイプの魔物が大量発生している、という話である。何故そうなっているのかは分からないが・・・その辺は魔女にとってはどうでもいい。このチャンスを逃してなるものか、と意気揚々とその情報元の遺跡に向かった次第である。・・・触手が目的、とは言っても別にそれに犯されたい、とかいう変態チックな目的ではない。そういう好きものもいるらしいが・・・少女の目的は素材、である。彼らの肉や体液、精液などは薬の材料や魔術の触媒としてちょくちょく使うものだ。大量発生しているのならば、これを狙わない手はない。軽い鼻歌を歌いながら、適当な部屋の扉を開ければ)
――ビンゴ、ですね。
(にぃ、と思わず顔に笑みが浮かぶ。その部屋の中には、部屋中にひしめく触手の群れがあった。普通の女性であれば、それは悲鳴をあげる様であるかもしれないが、錬金術師にして、魔女の少女にとってはこれは宝の山である。餌が現れた、と歓喜の声をあげる触手達の視線を受けつつも、魔女は冷静にその杖を向け、呪文を紡ぐ。複数の魔法陣が杖を包むように回転し・・・そして、その後全てを焼き尽くす黒き炎の爆発が部屋を覆った)
――安らかに眠れ。黒き炎の中で・・・。
(誰も見ていないのに、無駄にカッコつけつつも、一段落すれば魔女はせっせと素材回収を始めるだろう。辺一面に散らばるのは触手達の肉と、彼らから弾けとんだ体液や精液やらを回収する。――辺りには美味しそうな肉の焼けた匂いと、触手達の最後っ屁か、甘い媚薬のような匂い そして、もくもくと巻き上がる黒い炎が上がっていて。)