2016/05/26 のログ
ご案内:「無名遺跡」にイヴリアさんが現れました。
イヴリア > (――かつん。魔物が潜むエリアへ無防備な靴の音が響く。その風貌は割りと普通で・・・一般的な旅人風の衣装、と言ったところか。変わった所といえば、その魔術紋様が描かれたマント程度か。)

・・・失敗した。

(不満そうにぽつりとつぶやく。少女、それも一人でこんな奥地まで入り込むのは訳がある。――罠に落ちたのだ。一応、傭兵を雇っていつも通り浅めの改装で素材を集めて帰る予定だったのだ。しかし・・・この遺跡はいつもと違っていて、綺麗にすとん、と上の階層に傭兵を残して穴に落ちた。金銭はそこそこの量を前払いで渡してしまったし・・・傭兵達も無理して雇い主を助けるような義理人情溢れるような人材ではなく、とっとと帰ってしまったようだ。さて・・・ここからなんとか無事で脱出しないといけない訳だが、どちらへ行けば出口なのだろうか?きょろきょろ、と辺りを見渡しながら歩を進め。)

ムールムール > ………――(気配を感じる。普段探り慣れている魔法の気配ではない。それが急に現れたものだから、魔物としても動こうか、動くまいかと考えるように頭を揺らす。大きく左右に振れるのはどうにも、見る者を不安定にさせそうなものではあるが、どうやら魔物は待ち伏せることを止めようとした、その時に。)

――――(こちらへとその気配は近づいてくる。突然現れた者がどうやって来たものかはわからないが、姿を見せれば後は捕えれば良い。こつこつと歩く音が聞えてくるたびに自らの気配を消すように、壁に保護色のように体を寄せてへばりついたままの化け物。彼女が近寄り、角を曲がろうとすれば、突如として壁からタコのような化け物の頭が浮かびあがる異様な光景。それが何かと思うよりも先に、その頭が彼女に向かい、まるで被り物のように、頭を咥えこもうとその大きな口と、触手を拡げた)

イヴリア > (補助魔法に長け、強力な魔力を潜める少女であるが、所謂MPは然程多くはない。故に索敵に魔力は使っておらず、いざ接敵した際の逃走に多くを割こうと考えていた。――それが少女の第二の失敗。第二の不運となった。索敵魔法を使っていないが為に、かの魔物の発見が遅れ・・・その強襲を受けることになり・・・)

きゃっ・・・!

(可愛らしい悲鳴とともに、大きな口と触手の歓迎を受けた)

ムールムール > ………(彼女が周囲の探索にまで余裕をもっていなかったことがこの襲撃を避けられないものにしてしまった。突然の襲撃に対して何ら抵抗らしい抵抗をしなかった少女の頭へと触手を伸ばし、頭にかぶりつく化け物)

――――(そして、哀れ少女は頭から食べられ……たわけではない。ただ、頭部だけをすっぽりと覆う形になった化け物の口は、無数の触手を持って顔を、耳を、そして微細な触手が頭に絡みついてびくりびくりと脈打ち始める。魔法に素養のあることを理解したのか、触手が脈打つ度に、じゅる、ぐちゅ、とねばついた音をさせて彼女から魔力を吸い出そうとしはじめる。代わりの置き土産として残すのは、魔物の欲望。この魔物がこれから何をしようとするのか、そのイメージを頭に焼き付けさせてやろうと、尻を弄ぶ、舐める、こね回す、と様々の欲望を思念として、送り出す)

イヴリア > やだ、やめてっ・・・、はなし、てっ・・・!(当然、その襲撃を受けた少女は抵抗を見せる。頭にかぶりついたその 何か に手を伸ばし、感覚だけを頼りにその襲撃者を探す。手は空を切り、やがて ぺた、ぺた・・・っ、とその相手を見つければぐぐぐっ、と自分から引き剥がそうと力を込める。しかし、所詮少女の、町娘の力。魔物を引き剥がすには到底及ばないだろう。  
そして・・・少女から魔力を吸い出したならば化物の体内には少女の、人の身としては余りにも濃厚な魔力が流れていくだろう。それは1で5を成す程の、あまりにも強大な魔力。魔力を養分とする彼のような魔物にとっては紛れも無い、ご馳走であることだろう。)

夢、魔・・・?夢魔、なの・・・?

(頭に焼き付けられる淫らなイメージ。少女はその情報から相手の正体を夢魔と推測した。しかし、噂に聞く夢魔だとすればこんな人にかぶりつくような夢魔なんて聞いたことがないが・・・。・・・この遺跡自体が夢魔だと言うのならまた話は別であるのだが。しかし・・・相手の正体を推測したところでだからといって何が出来る訳でもない。対夢魔用の装備があるわけでもないのだから。ただ少女に出来るのは、嫌、嫌・・・と、頭にこびつくイメージを振り払うように頭を振りながら化物がこびりつくその何か、から逃れようと抵抗を示すだけ。)

ムールムール > ―――――(かぶりついてまずはありついたご馳走は魔力。彼女の頭からじゅるじゅると音をあげて吸い出しているのは、質も良いとご満悦な化け物。壁からのっぺりと離れた体は、ボロ布を纏ってこそいるが、その下も人間のそれとは違う、異種の魔物であることを確信させただろう、見えたならば)

(濃厚な魔力を吸い、その吸った魔力のお返しというように、何度も見せつけるのは卑猥な欲望、そして刷り込む欲求。それに対して小さくイヤイヤと体をよじり、振り続けても頭からは魔物の口は離れない。抵抗するたびに、その体を嬲り、魔物の欲望の矛先である尻を徹底的に責められる様を見せつづける。次第にそれが現実に染み出てきたように、口からこぼれた触手が彼女の服の上から、ぬるりとした感触とともに、舌のような触手が、器用に指のように動いて尻を撫でまわし、揉み、彼女に刷り込む光景のように弄りだす)

イヴリア > (ご満悦の化物に反し、少女は溜まったものではない。この魔物が魔力を糧としているのは感覚からして分かるが・・・だからといって一定量吸ったら解放してくれるとも限らない。そもそも、あまり魔力を吸われてしまうと脱出にも影響出る。既にかなりの気だるさを覚えつつあるのだ。そろそろ、解放して頂きたいのだが。)

ち、がっ・・・!こんなっ、夢・・・見せない、でっ・・・!

(そんな事考えてなんていない、と拒絶を口にするけれど、その卑猥なイメージは確かに少女の思考を、身体を蕩かしていく。――どんなに否定しても、拒絶しても生物的な本能には逆らえない。魔物によって与えられるその卑猥なイメージは少女に性的興奮を与え、尻まで触手を伸ばしたならば、汗だけではない、甘い汁がその触手に触れるだろう。彼から与えられたイメージは現実なのだ、と訴えるかのようにそのイメージと同じ感覚を与えていけば、少しずつ少女から抵抗の力は抜けていき・・・やがて産まれたての子鹿のように足を震わせていくだろう。

――見えない。なのに、明確なイメージから目を逸らすことは許されない。)

ムールムール > ………――――(頭から触手が一本、また一本と離れていくのは吸うのに満足したからか、それとも彼女の身体を直接味わおうと体へと伸ばしたために抜け出たものか。そのどちらでもないことを彼女自身の身体で知ることになるのは、それがちゅく、とはっきりと水音でもって証明される。魔力を吸うのではなく、耳から入り込んだ触手が細く細く伸び出して、彼女の頭、その中にまでその魔手を伸ばす。その触手が頭に触れ、彼女の理性を一時的に、吸い取ってしまおうというのだ。直接脳というものを吸えば命に係わる。ならばその機能を一部吸ってしまおうということらしく、異様な感覚も、一瞬にして過ぎ去るのだが)

………(「そんなわけがなかろう」「今見ておるのは全てが現実だ」と魔物の意志が今までよりもはっきりと伝えると、彼女の身体にも見え始めた反応、体温は上がり、性的な刺激に確かに応じるように力が抜け、足が震えだす。それを見て触手はますます口から毀れだし、頭から尻へと欲望の矛先を変えるが、当初の目的を達成したためか、彼女の頭から、化け物の口が離れる。それは、その触手が一斉に尻へと伸びることと、彼女が再び見えるようになった視界で捉えたのは、舌、そして男根同然の触手達。夢は今からいやというほど見せて叶えてやろうと、彼女の服の中に一斉にもぐりこみ、触手が下着替わりとでもいうように、下半身を、特に尻を覆い尽くすとそれらが一斉に蠢き、尻たぶ全体を同時に、一斉に包むようにねぶりだす)

イヴリア > ――っ、ふぁっ・・・!?

(ちゅく、と耳に何かが入り込む未知の感覚。耳に何かを入れる、なんて行為は耳かきでもなければ経験はなく、その細い触手が自らの中に侵入していく感覚はただただ未知。混乱。その二つの感覚を知らせていって。)

う、ぁ・・・あぁ・・・っ!

(呻くような声を漏らす。――現実から目を逸らすな。 そう囁く言葉に逆らえない。彼が見せるイメージ。現実。それを否定することが出来ない。そして、彼が与えるイメージを強制的に受け入れさせられた少女はついに、足を子鹿のように震わせながらその場に脱力したように座り込むだろう。はー・・・はー・・・、と熱っぽい吐息を零しながら潤んだ瞳を暗闇へ向ける。 そして・・・暗闇から解放されてついに彼の姿を目の当たりにすれば)

・・・。

(驚きはなかった。正直、なんとなく人外のモノであるかとは推測はしていたから。まぁ・・・想像より結講やばそうな見た目してたけど、その程度だ。そして、まるで男根のような触手がこちらへ向かってくれば、すこしばかり後退りをするものの、その程度の逃走なんて最早意味はないだろう。 そして、触手が水槽に餌を与えられた魚のように少女に殺到すれば、少女は抵抗の術もなく、彼にくわれてしまうだろう。)

ムールムール > ――――……(ちゅくりと耳の中へと入り込んだ触手は少女の耳を汚し、頭にまでたどり着くと、思考を作り変えるとまでは行かずある方向へと誘導するように仕向けるよう、語り掛け続ける。彼女が見逃せない、聞き逃せない言葉として何度も頭へと焼き付けさせてきた尻責めの光景。座り込もうとしたところを触手が緩やかに捉えてしまうと)

……―――(彼女自身、化け物だということにはさほど驚きもなかったようだが、逃げることも当然、もとより敵う筈もない。へたりこんだ状態の彼女に向けて伸びた触手が尻を覆い、一斉に舐りだせば、それから先にあるのは、彼女に見せ続けた露骨で、卑猥な尻責めの数々。抵抗しても空しく囚われた後は、その欲望を満たすまで、化け物によって徹底的に嬲られ、犯され続けることが、自分の遺跡へとやってきた目的ではないかと、思わせてしまいかねないほどのものであった)

イヴリア > (意思が強く、精神力は強い少女であるが、こういった精神支配には弱かった。痛みには耐えれる。辛いことにだって耐えてみせよう。しかし、快楽は甘く蕩けてしまいそうな味だ。人は楽な方へ流れていきやすい生き物。それに耐えるのは難しかった。――それも、魔物によって思考の行き先をコントロールされる、という支配を受けている最中ならば、余計に。)

――ひっ、いゃっ・・・!んっ、ふぁ、んっ!やぁ・・・っ、

(静かな遺跡の中に甘い雌の香りと静かな女の声が響きだす。彼から辱めを受ければ、やがて甘い蜜を秘所より分泌し、濃厚な魔力が凝縮された愛液が触手に染みこんでいくことだろう。彼によってたたきつけられたイメージを再現するように快楽の海へ突き落とされれば、最早少女に抵抗は出来なくなるだろう。この遺跡に来た目的なんて、何のためにここから出ようとしていたかなんて思い出すことが、出来なくなってしまうくらいに・・・。)

ご案内:「無名遺跡」からイヴリアさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からムールムールさんが去りました。