2016/05/25 のログ
ご案内:「無名遺跡」にムールムールさんが現れました。
■ムールムール > ………(石造りの遺跡の中をうろついている化け物。「それ」はただただ徘徊しているのではなく、明確な目的をもって―接触する対象を探して―遺跡の中を歩き回っている。
歩き回るというには少し語弊があるのは、足のようなものは動いているが、地面に触れているような音が殆どしない。
その化け物が探すものは、時折遺跡の中へとやってきて、遺跡の中の者をもって行ったり、何かを調べてここから去っていく。
それらに、あるいは自分達よりもはるかに高位なものであろうとも、対象の中に含まれていれば関係ない。やってくるかどうかもわからない獲物だからこそ、捕まえた時の価値があると、この化け物はその大きな頭に少しずつ吸い取ったかつての人間と呼ばれる物の思考を交えるようになっていた)
■ムールムール > (迷宮内を徘徊するうちに気配を探られ、経路から離れた者もいるかも知れないし、遺跡の中に今は生命体がいないのかも知れない。ふと思い立ったのか、しばし足を止め、壁にくっつくようにして待ち構えることにした。魔物ながら滑稽な格好をしているし、ひらひらと揺れる布だけがそこにあるのは怪しいことこの上ない。だが、魔物はそうとも思わず、気づかず、今度は獲物を待ち伏せてみることにした)