2016/05/15 のログ
ご案内:「無名遺跡」にティリオンさんが現れました。
ティリオン > (退屈というのは死に至る病だ、特にエルフという生き物にとっては。
 この世界の並の人間なら孫の孫まで代が続くような年月を生きてると突飛な事を当然のように行えるようになる。
 身分から何からすべて打ち捨てて、身一つで無責任な冒険の旅をするような。

 つまりは、今の自分の状態だ

 暇を持て余して遺跡に遊びに来てみたが特に用事があるわけ気でもない。
 遺跡の入り口に立つ女性型のガーゴイル像に妙ななまめかしさを感じ、最近のご無沙汰ぶりと自分の性欲の強さを自覚して、帰ったら娼婦でも買おうか、程度のいい加減な考えを脳内で巡らせる程度の事しかしていない。

 ありていに言って、男はヒマだった)

ティリオン > …。
(何が美しいかといえば、その白磁の肌。
 例えではなく物理的に白磁、であるにもかかわらず触れればへこみそうな柔らかさを感じる造形美。
 急所はしっかり隠しながらもポージングと肉の盛り上がりでしっかり隠れた場所を想像させる。
 しかし指先の爪の造形は恐ろしく、肉を切り裂き内臓を抉りだし、あっさりと被害者を殺してしまう事を想像させる攻撃性もまた素晴らしく、そのアンバランスさには少なからず美を感じる。
 この遺跡の作り主の趣味か、それとも造形者の趣味かは知らないが、調べてみる価値はあるだろう。 

 なんてことを考えながら半裸ガーゴイル像を眺めている男
 
 他所から見れば唯のスケベだろう。 半分事実だが)

ご案内:「無名遺跡」からティリオンさんが去りました。