2016/04/07 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアルバトロスさんが現れました。
アルバトロス > 「………脆い。」

数多に存在する遺跡の内の一つ。最奥へ向かう男の口から一言だけ漏れ出る。
男の通った後には、遺跡に潜んでいたのだろう魔物の死骸が無残に転がっている。
装備した鎧に無数の傷を作りながらも、その歩みは止まらない。金属音を立てながら前へと進んでいく。

アルバトロス > やがて男は行き止まりに到達する。
通路よりも広い空間である其処が、遺跡の最奥であることを理解するまで時間はかからなかった。

「…何も無い、か。」

見る限り、宝のようなものも番人のような存在も見えない。
既に誰かによって探索された後らしく、宝があったかもしれない台座のような岩が一つだけあった。

アルバトロス > 「………。」

何も無いことを改めて確認した男は、来た道を戻っていくのだった。

ご案内:「無名遺跡」からアルバトロスさんが去りました。