2016/02/27 のログ
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > 今日も今日とて見付けた遺跡、巡り巡って部屋の中。
いつものようにお宝探し、見付けた宝は穴倉の中。

そんな事を気軽に考えながら、少女はいつものように見付けた遺跡を歩いていた。
まぁ、まだまだ収まらぬ昂ぶりを鎮めようと、何か居れば、何かあれば、発散する予定だ。

「ふふんっ…今日の妾も、一味違うぞ?」

少女の歩いた後には罠の残骸。
うん、どうやら今日もこの類の場所のようだが…いつもにも増して、なにやら勘が働く。
…ぴたりと足を止める、また何かを感じたからだ。
さて、目先の通路か、それとも壁か天井か、それとも背後なのか。

ご案内:「無名遺跡」にエミリーさんが現れました。
エミリー > ガシャガシャと音を立てて鎧が進み、その隣でフワフワと浮かびながら洞窟を順調に進む
何故か罠が悉く壊されておりここまでは散歩と変わらない

「ん~…なんにもなぁ~い…」

お宝を、日々の生活費を求めて来てみたが既に攻略済みかと項垂れる
でも!それでも一応最後まで進み何か残ってないかと気合で進んでいく

「……あっ、タマモ~…ちゃ~ん…♪」

前方に見知った姿が見えてくる
禁句を言いかけたがギリギリセーフ、名前を呼び手を振りゆっくりと近づいていく

タマモ > こうして、何かを感じた時は…意識を集中させれば良い。
すっと足を一歩踏み出してみる。
…感じた。
踏み出した足元、かちりと何かを踏んだ感触、そして…左右から耳に届く何かの軋む音。
軋む音のした方向から、ひゅんっ、と風切る音が続けて届く。
ゆらり…その体を思う通りに、少しだけ後ろに下げた。
がっ、がつんっ、音は2度、何かを強く突こうとしたものが左右に。
続けて、かつんっ、と澄んだ音が地面から起こる。
さて?とそちらへと視線を向ければ、左右、一本ずつの折れた矢が落ちていた。
どうやら足元のスイッチで射出されるものだったらしい。

「だから言うたじゃろうに…のぅ?」

えっへんと、誰に見せるでも、言うでもない、胸を張った。

タマモ > 「うん…?」

罠を避けて自慢気にしていたところで、別の音が背後から聞こえた。
そして、聞き覚えのある声もだ。

「………お主、また変な呼び方をしようとしたのではないか?ん?
まぁ、おばんじゃな…エミリー?」

はふ、言いかけた言葉に、やはり勘が働くのか目敏く、聞き逃さなかった…なので、溜息。
じとりと視線を向けながら、ひらりと挨拶と共にってを振った。

エミリー > 眼前で華麗イワナを躱しドヤ顔を決めていたタマモの元まで辿り着く
自分では速足(?)できた余りスピードは変わらず…それでも待っていてくれたので嬉しそうに

「シテナイヨー、ちゃんとタマモちゃんって呼んだも~ん…♪」

前半片言になってしまった
意識してうそをつくのは難しい…

「タマモちゃんが来てたんだね~。罠が何にもなくて楽だったからなっ得だよ~…♪」

正面からギューッと抱き着こうとする
一度くっつかれたら中々離れないのはもうお約束

タマモ > まぁ、せっかくなので先には進まず待ってやる。
側にまで来る間、その視線は変わらなかった。
うん、それはまぁ、聞き逃してなかったからだが。

「仕方の無い女子じゃな、今のは聞き逃しておいた事にしてやるのじゃ」

ありがたく思えよ?と言わんばかりに言い放った。
そして、続く言葉、己のお陰で罠無く来たっぽい含みのある言葉が聞こえる。

「うむ、妾が来ておったのじゃ。
どうやら、妾の後で楽をしたようじゃな?
…そんな妾に、何かご褒美はないのかのぅ?」

その言葉に、にまーっとなにやら含む笑みを浮かべ、抱き付こうとしてきた相手に言ってみた。
言いながら、明らかに抱き付いて来る気満々な様子に気付き、腕を回してぎゅーっと抱き締めてみる。

エミリー > 「わ~いタマモちゃんやさし~…♪」

許されてご満悦
今回許されたのは運が良かっただけだが次もまた許されるかは分からない
それでもやはりあの言葉がついでてしまう…近いうちに何とかしないと

「ご褒美~…?
ん~………ギュー♪」

ギューッと抱きしめて頭を撫でてみる
ご褒美として渡せるようなものが無かったので抱きしめてなでなで
エミリーの抱き心地は程よく冷たくそれでいて色んな所がフニフ二と柔らかい

タマモ > 「ふむ、優しいか…さてはて、今の妾が本当にそうであるのか…」

返す言葉には、また妙な含みのある言葉だった。
まぁ、でも、次は無いのは変わらない。

「………まぁ、相手によっては悪くないご褒美なのじゃろう。
しかし、妾にはちと足りぬのぅ…もっとないのか?」

抱き付いてくるのは分かっていたが、次にされたのは頭を撫でる行為だった。
自分が褒める時によくやる行為、だが、自分が受けるのはなんか久々な気がするか?
触れる肌が冷えてくるのは、相手が相手だ仕方ない、この季節にはもうちょっと温い方が良いが。
ただ、もう一つの…この感触が、やはり何か気に入らない。
ふとまた何か思い浮かんだ、これでは足りぬと伝えつつ、その意味を伝えるかのように体の隙間に手を差し込み、ぎゅっと胸を掴んでみる。
まぁ、気付けば反応は面白そうだし、気付かなければ…また悪戯をしてやろう。

エミリー > 「むぅ?どうゆう事~…?」

含みのある言い方に首をかしげる

「もっとか~…ん~とね~……」

抱きしめなでなででは足りなかった
どうしようかと思って悩んでいればふいに胸を掴まれ…

「んっ…タマモちゃん、オッパイ好きなのぉ…?」

胸をわしづかみにされながら尋ねる
何とも言えない光景だがタマモだからこうなのである
よく知らない相手がいきなりこんな事をすれば背後の黒甲冑による鉄拳制裁が待っている

タマモ > 「うん?さて、どういう事か…エミリーは知ってみたいかのぅ?」

はっきりと物事を言わなければ、この少女はそう簡単に理解し切れないのは知っている。
なので、同じように首を傾げてみせながら、問うてみた。

「むむむ…相変わらずのようじゃな…
そうじゃのぅ、胸が好きなのだというよりも…妾が好むのは、エミリーの反応じゃ。
ふふ…前の時は、それはもう妾の満足出来る反応をしてくれたじゃろう?」

前の時もそういえばそうだった、この少女、普段はどうとも感覚が鈍い。
あの時は、どうやったか…そう、体に熱を持たしてやったのだっけ?そんな事を思い出していた。
それを相手にも思い出させるように、ぽそっと耳元に唇を寄せて小声で囁いてみた。
胸の手?そんなもの、そのまま掴んでいるに決まっている。