2016/02/04 のログ
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
タマモ > 少女は今日もまた、入った事のないダンジョンへと足を踏み入れる。
いつものようにのんびりと歩き続け、ダンジョンの奥の奥へと入り込んでいった。

…が、どうやら今日は外れ日だったのかもしれない。
歩けども歩けども、敵と見える影一つ見えない。
というか、なんか時折、何かの残骸が転がっている。
いつなのかは分からないが、どうやら誰かがすでに荒らしていった後なのだろうか?
少女には、その辺りの知識は無く、調べたところでそういったのは分からない。

タマモ > 「ふむ…こういう時は、やはりこれじゃろうか?」

はふん、小さく溜息をついて呟く。
手元にぽんっ、と唐傘を出した。
それを地面に立てる…そして、それを倒す、いつもの方法だ。
ぱたり、唐傘は進んできた方向の逆に倒れる。
このままひたすら真っ直ぐ進めと言いたいらしい。

ひょいっと倒れた唐傘を拾い上げると、再び歩き始めた。

タマモ > どれくらい進んできたのだろう?
相変わらず、何者も現れるような様子さえ見られない。
しばらく歩いているも、再び少女は足を止めた。

「むむむ…こうも何も出てこないというのも初めてじゃ。
まったく、せめて敵影の一つでも見えねばつまらんのぅ」

腕を組み、呟きながら、ぐるっと周りを見回す。
また地面に何かが転がっていた。

ご案内:「無名遺跡」にアルフレートさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」からアルフレートさんが去りました。
タマモ > どうやら、結構奥に来たにも関わらず、その場所さえも誰かが来た後みたいだ?
そうなると、これ以上は探っても何もないだろう。

少し考え込むような仕草。
ふぅ…深々と溜息をまた一つ。
仕方ない、と踵を返してこのダンジョンから外に出ようと戻っていくのであった。

ご案内:「無名遺跡」からタマモさんが去りました。