2015/11/21 のログ
ご案内:「無名遺跡」にイーリスさんが現れました。
イーリス > (薄暗い遺跡の中は、黴臭く、湿った重苦しい空気が満たしている。左手にカンテラ、右手にダガーを持ち、かつ、かつ、と規則正しい靴音と共に、ががが、と何か削るような…壁伝いにダガーの剣先を這わせている…音を響かせて進んでいる)さて、これは…。(かつり、と靴音がそこで止まる。辺りを見渡すようにカンテラを掲げ。大人が両手を広げて、ややあまりある程度の通路の上下左右は石造りの壁が続いているが、前方も後方も暗い闇が落ちているのみ)本格的に…迷ったな。(僅かに反響する声は状況とは裏腹に落ち着いたもの。少し目を細めて辺りを見渡してはいるが、その視線が落ちたのは、右やや下の石造りの壁の傷。闇の中、壁伝いを歩んできたわけで、素手で触る危険を回避するためにダガーの剣先を這わせていたが、その微かな削れの跡が見て取れると、どうやらここはすでに通った場所らしく)
イーリス > (前方と後方、交互にカンテラの明かりを翳してみるが、こうやって足を止めていると、前後不覚に陥りそうな気さえしてくる)…ここでこうしていても、誰かが通るわけでもなし。まぁ、進む以外にないな。(幸いにも壁伝いにダガーの刃が傷をつけてくれている。それを頼りに進めば、少なくとも、傷をつけてきたこの場所以外には出られるだろう)………やれやれ。(遺跡の産物に目が眩んだのが、少々強欲すぎたか、と苦く笑いつつも歩み出し。先ほどと同様に静寂を裂く靴音と壁伝いに這わせたダガーの刃が奏でる音を響かせて歩み出し………)
ご案内:「無名遺跡」からイーリスさんが去りました。