2020/09/08 のログ
ご案内:「ミレーの隠れ里」にロブームさんが現れました。
■ロブーム > 不思議な物で、貴族や王族たちの間にはハンティングと言われる娯楽がある。
社会的に考えた時、"狩り"は狩人の役割で貴族はそれを買い上げるものなのだが、どういう訳かその狩りを自分でやってしまうのだ。
勿論、その対象はあくまでも抵抗の危険性の少ない物に限られる訳だが。
「――成程、気持ちは解らないでもない。森の中に居るミレーを見つけるのは、街中を探すのとは違った高揚感があるものだ」
そう言いながら、森の中を歩く、肥えた悪魔。
森の中は歩き慣れていないのか、時折躓いたりしているが、無様に転んだりはしていない。
太陽の光を遮るほどに鬱蒼と茂る森の奥を、ただただ進むばかりである。
彼は、敢えて一定以上の探査魔術を使っては居ない。
視界にミレーの隠れ里が映り込む事があれば解るが、そうでない限りは見つけられない。
これは、そういうゲームの遊びなのである。ミレーの隠れ里という集落そのものを獲物と定めた、ハント。
「さあ、狩りの時間だ。遊興の狩り――だがね」
■ロブーム > ――男の狩りは続く
ご案内:「ミレーの隠れ里」からロブームさんが去りました。