2018/09/03 のログ
ご案内:「ミレーの隠れ里」にルースさんが現れました。
ルース > 「こんな所に村がね……よくばれてないもんだ」

あまり気の進まないミレー族の村を探すという依頼。
冒険者としてではなく、今は王国のスカウトとして動いているが表情や態度は気が乗らないというそれ。
しかし見つけてしまったからには調べないわけにはいかずに草木に隠れる様に近づき。

「結界もあったがザルだね。補強もしてないっぽいな」

違和感だけなら見逃していたかもしれないが、その違和感に近づけば結界を超えてしまった事には呆れ。
まともに術を使える者もいないのか…出来れば面倒なく調査が終わればと里に近づいて。

ルース > 結界がるという油断か、それとも警戒という言葉を知らないのか
里に簡単に入り込めば建物の影を進み、里を観察して回る。
そこには住人がミレー族という以外は、どこにでもある農村という光景。
野良仕事をする者や駆け回る子供が見えれ、それを観察をしては隠れ、場所を移動してと繰り返し。

「……今回も何もなかったにしとくか…こんな光景、壊せねっての」

もし報告を上げれば数日中に、この村は消えるだろう。
そうなれば平和に暮らす家族がバラバラにされてしまうのは判り切った事。
腐りきっていると言える国に所属しながら理性があるというのはつらいと溜息を吐き。
途中まで書いていたメモを破り捨て、建物の影を伝い村の外へと向かい始めて。

ルース > 「ここまで来れば……全く」

侵入した結界の境目まで来れば一息吐き村を振り返り。
何時かああいうのんびりとした生活が出来れば…そう考えてしまう。

「後は…これはサービスだぞ」

危機感の薄さを注意すべくわざと結界へ侵入を感知させるように派手に動き。
結界が働いたのかあわただしくなる村を尻目にそっと離れていき…。

途中に同じ目的で山を歩いていた運のない冒険者数組を刈り取り、何もなしと報告をするのであった。

ご案内:「ミレーの隠れ里」からルースさんが去りました。