2017/08/14 のログ
ご案内:「ミレーの隠れ里」にラフェルさんが現れました。
ラフェル > いつからミレー族とはこういった立場となってしまったのか。
昔はそうではなかったのだと、ある大天使様に聞いた事がある。
だからと言って、それが元に戻る事はないのだとも。
それは一体誰がそうしてしまったのだろうか?
大天使様はそれ以上詳しい話を教えてはくれなかった。
教えられないと言う事は、私が知ってはいけない事なのだろう。
それ以降は調べたりもしなかったのは、そういった理由があったからだ。

あるミレー族の隠れ里、今はもう誰の姿も見えない。
それなりに年月も経っているのだろう、住んでいた形跡はあるのだが、ほとんどの建物はところどころ崩れている。
広場だったであろう場所、そこへと翼を休める為に降り立った。

ラフェル > 座れるような場所が無くとも問題は無い。
広場の少し端に当たる場所か、翼を畳めば目を閉じる。
こうして静かにしていれば十分に休める事は出来るのだ。

悲しきかな、周りの様子からもう誰かここに住んでいると言う事はなさそうか。
安心して翼を休められる一方で、こうして人の手から離れた里を見るのは心苦しいものがあった。
胸元に両手を組めば、その時は確かにここで暮らしていただろう者達の為に祈りを捧げ始める。

ラフェル > しばらくの間、こうして祈りを捧げたままの時間が過ぎる。
休めていた翼を広げれば、そのままこの場所を離れいずこかへと飛び去っていった。

ご案内:「ミレーの隠れ里」からラフェルさんが去りました。