2020/08/23 のログ
ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 盗賊団『血の旅団』に占拠され、既にかなりの時間が経っている城塞都市アスピダ。盗賊団とは名ばかりでどちらかと言えば暁天騎士団を中心とした傭兵団の一大連合といった趣の戦闘集団は、既に幾度も王国側の攻めを跳ね返し、現在では単発的な小競り合いが起こる程度の小康状態となった街中で好き勝手な生活を満喫していた。

そんなアスピダの街に戦利品を抱えて戻ってきた一団がある。
古参の傭兵というのはどいつもこいつも癖のある連中なのだが、その一団は特に異彩を放っていた。
まず、隊を纏めるリーダーと思しき者が、まだ若い女であり、その上王国からも旅団からも性奴隷同然の扱いを受けているミレー族。キルシュナと呼ばれるその女は、男好きのするボディラインを惜しげもなく晒す水着めいた皮鎧で褐色肌を覆い、その身体を肉欲たっぷりに視姦する傭兵たちの凝視をむしろ心地よさげに受け止めながら飄々と通りを闊歩する。

そんな彼女に変わって周囲からの手出しを抑えるのは、無言のままに圧を放つ黒肌の巨躯。スキンヘッドに描かれた入れ墨と、巌の様に武骨な顔立ち、寡黙に引き結ばれた分厚い唇が特徴的な大男。

その隣を歩くのは、甘やかな垂れ目と顎髭が野性的で精悍な印象を与える20代後半と思しき男。その双眸は油断なく周囲を探りつつ、不敵な笑みを浮かべた口元には落ち着きと余裕が感じられる。

彼に続くのは血と汗と埃にまみれた戦火の街に似つかわしくないサラリとしたホワイトブロンドと、スマートな長躯を持つ貴族風の男。その顔立ちはエルフめいて整っているものの、灰色の瞳と薄い唇に浮かぶ歪んだ笑みが酷薄な印象を見る物に与える事だろう。

そんな男達の周りをちょろちょろするのは黄色に近い金髪と、日に焼けた肌にいくつものピアスを付けたチンピラ風の若い男。傭兵らしい凄みこそない物の、略奪、強姦、虐殺といった行為を嬉々として行いそうな質の悪さが滲み出ている。

キルシュナ > そんな個性的なメンバーの集う小隊が街に持ち込んだ戦利品というのは、一人の娘。
盗賊団らしく近場を移動していた馬車でも襲ったのか、はたまたゾス村をはじめとした村から攫ってきたのか。小競り合いの中戦場で、もしくは大胆にも敵の野営地に忍び込んで捕えて来た女兵士という可能性もある。
なんなら今回の出来事を対岸の火事としてしか認識していない王都からはるばる誘拐してきたなんて事もあるかも知れない。

頭の上から麻袋をかぶせられ、ズーマと呼ばれる黒肌の大男に小麦袋の如く抱え上げられ運ばれたその娘が、今、アスピダの街の中ほどにある家屋の埃じみた木床の上に投げ落とされた。
そうして麻袋が取り払われたなら、両腕を後手に縛られ、両脚も足首の所で一括りにされた蓑虫状態も無防備な女の姿が露わになろうか。

「やぁやぁ、ここまでの移動お疲れさんやったね。あんたがなんでこないなトコ連れてこられたんかっちゅうんを軽く説明しとくな。戦場の男共っちゅうんはそれはもうあれこれ溜まっとってな、街におる娼婦だけやとまるで手が足りひんのよ。そんなわけであんたみたいな可愛らし子を適当に攫ってきて、連中にあてがって戦意とやらを昂揚させるいうんがウチらの仕事で、そん時にじたばた暴れて面倒起こしたりせんように、まずはウチらの手で軽く調教しとこうっちゅう――――にひっ♥ まぁ、あれや、有体に言えば、今からウチらにた~~~~っぷりと輪姦されて肉便器にされるっちゅうわけやな♪」

そんな娘に軽薄な声を掛けたのは、一団の頭目と思しき若きミレーの娘。
鬼面を模した鉢金と、刺々しいデザインのガントレットを外して娘に近付き、伸ばした膝に両手を付いた前傾で娘を覗き込むようにしてたわわな双乳のボリュームを見せつける。
にんまりと円弧を描く大口には荒くれ共を使う女首領の凄みなど存在せず、ピクつく猫耳や気儘に揺らめく長尾は愛嬌さえ感じさせる。悪意など欠片も持ち合わせていないかの様な、まるでこの場にそぐわない雰囲気は、周囲の男達が邪悪さと肉欲に塗れた無頼の気配を隠しもしていないだけにある種の不気味さを感じさせるかも知れない。

キルシュナ > そうして始まった輪姦レイプは5人の凌辱者の個性が十全に発揮された物だった。
黒肌の巨漢は5人の中で最大の逸物で、延々と尻穴ばかりを犯し続ける。
下っ端のピアス男は子供の様に無邪気さで無茶をしては他のメンバーに諫められ、サディスティックな気の強い貴族男は絶頂時の女の様を好むらしく、卓越した指技で哀れな犠牲者を何度も何度もエクスタシーへと跳ね上げた。
顎髭の精幹な男は発情した獣の如き性急さはない物の、ゆったりと余裕を持った抽送で捕らわれの娘の脳を蕩けさせ、一団の頭目たる雌猫はたっぷりと中出しされて白濁を溢れさせる陰唇に吸いつきザーメンを啜って、それをレズキスの口移しで飲ませたり、バックから膣孔を犯されている所で下腹に顔を潜り込ませて、ピンピンに尖り勃っているクリトリスを舐め回したりと変態的で倒錯的な愛撫に終始する。
そんな小隊からの3日間にも渡る輪姦調教を受けた女は、絶望に浸って双眸の光を失っていた初日が嘘の様に、自ら肉悦を貪る様になり、肉便器としての運命をポジティブに受け入れられる様になってから他の部隊へと払い下げられる事となったのだった―――。

ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」にエミリオさんが現れました。
エミリオ > 今夜もまた、どこかの村が襲われたらしい。

正気と狂気の狭間を揺蕩うように、数日を過ごした部屋の主が不在の隙を狙い、
首輪につけられていたリードを半ば引き千切り、こっそりと部屋を抜け出した。
身に着けているのはシャツ一枚、武器防具どころか靴すらない有り様だが、
足音が立たない分、この方が良い、と心の中で強がって、

――――き、し、きし。

『戦利品』で楽しむ連中の気配、悲鳴、嗚咽、嬌声、その他諸々の物音を頼りに、
微かに足許で床が軋むたび、びく、と小さく肩を竦ませながら。

しばらく一人で居たからか、頭は今、理性を、正気を取り戻している。
だから目指すのは勿論、盗賊団のアジトと思しき、この建物の出入り口。
あわよくば、どこか途中で武器防具の類が手に入れば、とも思っていたが、
最悪、この格好で逃げることになっても、仕方ない、と覚悟もしていた。
今を逃せば、―――――今度こそ、完全に壊れてしまうかも知れない。
己自身のことが、何より信じられなくなっていた。
どこかから甲高い悲鳴が聞こえるだけで、無意識に脚を止め、
震える両腕で腹の辺りを抱き締めてしまうのだから。

「………っ、はぁ、…………」

跳ねる鼓動を抑え込むよう、深く息を吐いて、瞬きをひとつ。
階下へ向かう階段の陰、潜めた身体をそっと覗かせ、下の様子を窺い見て。

エミリオ > 折悪しく、階段を下りて直ぐの場所に、酔漢が二人程寝転んでいた。
それだけならば跨ぎ越して、というのも考えられたが、彼らの傍らには、
同じく酔ってはいるようだが、未だ眠気に負ける兆しも見えない巨漢が、
どこかから攫ってきたのだろう少女を捕まえて、生々しいお楽しみの最中だった。
少女の方も甘い声を上げているから、既に『合意の上』なのかも知れないし、
あるいは何某かの薬が使われているのかも知れない、が――――とにかく。

「……別のルート、探した方が良さそうだな」

頬の赤みを誤魔化すよう、緩く首を振って独り言ちる。
下りかけた階段を、そろり、そろりと引き返して―――――

首尾良く別のルートを見つけ出せるか、それとも誰かに見つかるか。
今夜のところは後者の確率が高そうだったが、諦めるのは未だ少し先の話。
正気が保たれているうちは、足掻けるだけ足掻く、ことになるだろう―――――。

ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」(イベント開催中)」からエミリオさんが去りました。