2023/04/17 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にガウムさんが現れました。
■ガウム > 美しい森がそびえる場所、九頭龍山脈
自然豊かで、動植物が生き生きと生活している、そんな場所である。
「山賊街道」と呼ばれる通り、ここでは山賊による事件や襲撃があり、その他にも野生動物との遭遇により命を落としかねない事態もあった。
そんな、山中のことである。
とある川、透き通り、ろ過が済んでいるため、飲み水としても活用することができるその川に血が流れだす。
上流の方、川に横たわり半身で浸かる鹿がいた、腹部を開かれ、巨大な手がその中を掻き出していたのだ。
そばにいた大男は魔族、鬼と呼ばれる存在の男、ガウム。
彼は狩りで見つけた獲物を川で解体していたのだ。
「カカッ…獣、寄生虫、危ナイ…。」
野生の生物の体内にはまれに寄生虫の類がいることがある。
そのため、食あたりを起こしてしまわないように内臓を洗い、血を抜いて生臭さを取り除こうとしていたのだ。
人の歩く道から離れた川、この山を登る最中に出くわすことはないが、彼の首を狙うのであるならば大きな隙となるだろう。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からガウムさんが去りました。