2021/11/08 のログ
アヤネ > 男性の言葉につい声を零して笑ってしまい。
暖かい食事を食べる為にやはり準備はそれなりに必要なのだとバックパックに目を向け。

「というか、地図の尺が間違ってるみたいなのよ。
身の安全を取るか、温かい食事をとるかだったのね」

喉奥で笑う男性の言葉に安全が優先だが食事もと悩んでしまい。
もうこうしているのだから悩む必要もないのだが。

「失敗したときは5人潰した後だったのよね…。
その時は適当に切り上げるようにするわ」

男性の忠告に二度同じ失敗はしないと告げ。
流石に二度も行えばただの大馬鹿なのだと。

「それなりに稼げて一人だとつらい時に声をかけるわね。
私がお金を残すならそれが一番手っ取り早いのよ。
…毛布?」

早めにと言いながら差し出された毛布を不思議そうに見て。
男性の親切にありがとうと言っては毛布を受け取り包まり。
言われた通りに疲れていたのか直ぐに寝息が聞こえだして…。

クレイグ > 「地図が間違ってるんじゃ仕方ないな。
その二択じゃ身の安全だろうな、そりゃ」

苦笑しながら答えて。

「めんどくさければ、さっさと逃げるのもありだしな」

失敗した時の事を聞いてそう呟き。

「そうしてくれ、安い仕事を二人じゃお互いい事ないしな。
ふむ、それじゃ仕方ないな。
扉内鍵かけておくから、おやすみんさん」

毛布に包まり寝息を立てる女性を見ながら、マントを肩から掛けて。
自分の横に枯れ枝を置き、背中を壁によりかける。
そのまま目を瞑りながら、けれど眠りにはつかない、焚火の音と女性の寝息をBGMに寝ずの番をしているのであった………、

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からアヤネさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からクレイグさんが去りました。