2021/06/23 のログ
ご案内:「山賊街道 辺鄙な宿」に宿屋の主人さんが現れました。
■宿屋の主人 > まれびとの道が山賊街道という物騒な俗称へと名を変える街道の途上にその宿はあった。
すぐ近くに村があるにも関わらず、そこに属しているとは言い難い距離を隔てた場所に建つ厩舎を併設した木造三階建て。
村で話を聞いたのならば、昨年の暮れ辺りにいつの間にか建てられていたなんて曖昧な話を聞く事が出来るだろう。
陰気な主、年季の入ったみすぼらしい外観、薄暗く狭苦しい室内、特筆すべき所のない食事など、指摘しようと思えばいくつもの問題点をあげつらう事が出来る。
それでも、ゾス村からダイラスへと向かう旅路の最中、一泊するのに丁度良い位置にあるこの宿には、それなりに利用客が訪れるのだ。
雨季の増水に足止めされていた隊商が数日前に旅立って以来客の訪れの止まっていたその宿に、新たな客が訪れたのはもう日も暮れようかというタイミング。
暇である事を隠しもせずにカウチに腰掛け水煙草をふかしていた店主は、その客がまだ若く、見目の整った女である事を確認すれば、肥満気味の巨躯を重たげに持ち上げ声を掛ける。
「いらっしゃいお嬢さん。シチューで良ければ食事はサービスするから、今夜はここで一泊していきな」
たるんだ頬を持ち上げて形作った笑みは、にちゃりとしたねちっこくもいやらしい物。
それは、女性客に得も言われぬ怖気を感じさせる事だろうが、こんな辺鄙な場所に他の宿などあるはずも無い。夜道を進む危険性とまともな寝台での一夜を比べれば、あまり好きにはなれない主の経営する店であろうとも、ここでの宿泊を受け入れる事となるだろう。
■宿屋の主人 > 「――――ぐへへへへ……のんきな顔して良く寝てやがる。冒険者などと言った所でこうなっちまえばただの小娘だな」
その日の夜、調理室からじろじろと食事風景を盗み見る店主に気持ちの悪いものを感じながらも出されたシチューを平らげてしまった女冒険者は、その中に含まれていた睡眠薬の効果でぐっすりと眠り込んでいた。
マスターキーを使ってその部屋に忍び込んだ店主は下卑た笑いを浮かべて、ほどよく鍛え上げられていながらも女らしいメリハリでオスを誘惑する寝姿に武骨な魔手を伸ばす。
部屋着としているのだろうチュニックを捲り上げ、下着のつけられていない豊かな乳房と、男好きのする肉付きを見せる太腿の付け根を飾るショーツを露出させる。
そうして柔らかな太腿を野太い手指で強引に割り開けば、陰唇の形が薄く浮かぶクロッチに団子鼻を押し付けて、胸いっぱいに若い娘の恥臭を吸い込む。
その芳しくも生々しい匂いに股間の逸物をいきりたたせ、彼女のショーツを引き下ろせば、恥毛の密生する秘所にべっちょりと太舌を押し付けて、粘っこい水音を奏でながら唾液を塗り付け、溢れる蜜を味わい啜る。
眠りの中に意識を沈めていようとも、執拗に秘所を舐め回す太舌に、規則正しく繰り返されていた寝息が甘い色を含んだ単音を漏らし始める様になる。
そうして準備が整ったのならば、宿の主人は引き下ろしたホーズから力強く膨れ上がった剛直を取り出して、粉チーズめいて恥垢の付着した肉棒を蜜と唾液にまみれた肉孔に潜り込ませる。
そのまま日が昇るまで、秘所のみならず口腔にも後孔にも怒張を挿入し、肉欲の命ずるままに若い娘の肉体を貪り尽くした宿屋の主は、彼女が目覚める前にその身体を拭き清め、シーツを取り換え、乱れた着衣を元通りに整え個室を後にする。
翌朝、その身体を散々に弄ばれた女冒険者は、膣内から逆流する生臭い白濁で濡れたショーツに小首を傾げつつも、昨日と変わらぬ陰湿な笑みを浮かべた主に見送られて旅路に戻るのだった。
ご案内:「山賊街道 辺鄙な宿」から宿屋の主人さんが去りました。