2021/05/06 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にアウロラ・ラディスさんが現れました。
アウロラ・ラディス > 月明かりだけが照らす九頭竜山脈の中を杖に座り、浮遊していた。
今日も貴重な薬の材料や戦力になりそうな魔物探しである。

最近は目立った賊の出現も少なくなったと聴く。
それならば一人でも問題ないだろうと供は連れなかった。
岩肌の上を杖で通過し、ついでに手ごろな材料がないか見て回っている。
自然と視線は足元に注がれてしまう。

生身の人間ならば危険かもしれないが、私は不死者だ。
逆に人目に付く昼間の方が動きにくかったりする。

アウロラ・ラディス > 山の中腹迄辿り着いたところで、朽ちた小屋を見つける。
屋根や壁に穴が開いており、近づいたところで物音も聞こえなかった。

空き家と判断し、壁の穴から中へと侵入する。
やはり誰もおらず、天井に開いた穴から差し込む月明かりが僅かに照らすだけであった。

「これは丁度よい。 少し休憩させてもらうとしよう。」

私は埃を被ったベッドの上に腰掛けた。
杖の魔法も解除し、一息つく。