2021/03/27 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にアークさんが現れました。
■アーク > 春の訪れ。
それは芽吹きの季節。
山肌に咲き乱れる桜の花の下、少年は朽ちて倒れた三木の上に腰を下ろしぼんやりと桜の花と、その奥の青空のコントラストを楽しみながら水筒の中の御茶をちびちびと飲んで休憩中。
■アーク > 山肌、木々の間を流れる風はまだ冷たく、小さな体を一度古りと震わせるが、水筒の中の御茶は温かく、
冷えた体を内側から温めてくれる。
「ふぁ… 良い天気…」
等と小さく呟きながら水筒に口を突けずずっと小さく音を立て流し込んでいく。
■アーク > ふわふわぽけーっとしていると、やはり少し寒くて、ぷるっと小さな体を小さく震わせて。
ついつい思考は脇道へそれる。
暖炉や薪で作った炎で冷えた指先や背中を暖めたり、
誰かにギューと抱き付いてぬくぬくしてみたり。
アツアツご飯を食べたりと妄想すると、自然と顔は緩み
にへっと少しだらしない笑みを浮かべたりしている。
■アーク > 気付けば太陽は天頂に。
傍に置いたリュックからお弁当の包みを取り出し膝の上に。
包みを開けるとパンで具を挟んだはんばーがーもどき、小さな口を大きく開けてはぐはぐと食べ始める。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からアークさんが去りました。