2020/06/21 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
■タマモ > ここは九頭龍山脈、麓より、そう深くもない山中だ。
鬱蒼と草木の茂る、獣道、らしき場所。
その獣道の途中、明らかに、地面の色がおかしい場所が一つ。
「………」
そして、そんな場所を高くから見下ろす、そんな少女が一人。
のんびりと、静かに、そしていつものように、木の枝から。
まぁ、そんな少女の狙いは、見れば誰しも分かるものだろう。
落とし穴、少女の悪戯だ。
ただし、それはフェイク。
そんな子供の悪戯のような、明らかな仕掛けだが、実際にそこには罠は無い、ただの地面だ。
本当の狙いは、その色違いの地面を一歩超えた先。
そこにこそ、少女の仕掛けた、本当の落とし穴がある。
穴の底にあるのは、落ちれば命を落とす、必殺の仕掛け。
………なんて訳はない。
水が張ってあり、水浸しになるだけであった。
■タマモ > しかし、問題が一つあった。
少女が罠を仕掛け、こうして眺め始め、すでに何時間経過したのか。
そう、そもそも、罠を仕掛けたところで、誰も通らなければ意味がないのだ。
「むむむ…おかしい…何がいかんかったんじゃろうか…?」
はふん、溜息を吐きながら、ぽつりと呟く。
そもそも、ここは獣道、誰かが必ず通る、なんて保証はないのだが。
それを考えず、罠を仕掛けた、それが問題ではなかろうか?
きっと、誰かが見ていれば、そう問わずにいられないものだろう。
首を傾け、考える仕草。
いい加減、諦めて他にどこか行こうか、そんな事を考え出しているのだ。
で、この罠はどうするのかって?
うん、間違いなく放置だろう。
■タマモ > よいせ、と腰掛けていた枝、その上に立ち上がる少女。
さすがに飽きたと、移動を決意したのだ。
「この借りは、必ず返すのじゃ…!」
何の狩りで、誰に返すのか。
そんな疑問も浮かぶが、そんな事を呟き、とん、と枝を蹴る。
その身は一瞬で上空へと舞い上がり、更に、宙で空を蹴る。
そのまま、少女は木々の頂を足場に、闇夜に消えて行くのであった。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にアイル・コービンさんが現れました。
■アイル・コービン > 昨晩たっぷりと犯されてしまったアイルは重い身体を無理やり動かしながら山を越えていた。
「くそ……身体が重い……」
女の身体に毒づきながら歩くが内心では快楽に溺れきった昨晩の自分を認めたくないのである。雌の快楽に戸惑っていると言うべきか。
■アイル・コービン > 一張羅に近い服はかろうじて無事だったが、もう一着ぐらいは服を買わねばならないかとギルドに戻って報酬を得てもなくなってしまうな……などということをぼんやり考えていた。
「ふぅ……どっかに金落ちてねーかな」
可愛い女の子になったものの中身はまだまだ俗物であった。
■アイル・コービン > 黙々と歩いていたもののついに疲れてへたり込んでしまった
「この身体耐久力が……無い……」
ぜーはーと荒い息つきながら道端に座り込み水筒の水を飲んで。こんな調子でこの先生きていけるのかと暗い気持ちになるのであった
■アイル・コービン > しばらくへたり込んでいたが立ち上がって歩き始めるのであった。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からアイル・コービンさんが去りました。